概要

Oracle NoSQL Databaseは、非常に大量のデータを処理するために水平方向にスケーリングできる分散キー-値ストアです。

このリリース

これは、Oracle NoSQL Databaseのリリース23.1.21です。

以前のバージョンをご使用の場合には、このリリースにアップグレードすることをお薦めします。このリリースのOracle NoSQL Databaseで実施されたすべての変更に関する詳細なリストは、すべてのバグ修正も含めて、変更ログを参照してください。

サポートされるJavaバージョン

23.1リリース以降では、Oracle NoSQL DatabaseのクライアントおよびサーバーはJava SE 11と互換性があります。クライアントとサーバーの両方にJava SE 11以上が必要であり、最新のJava SEバージョンで動作する必要があります。具体的に説明すると、そのクライアントとサーバーは、長期サポート(LTS)リリースであるOracle Java SE 17.0.6、およびOpenJDK 17.0.2に対してテストされ動作保証されています。Java SE 17にアップグレードして、最新のバグ修正およびパフォーマンス改善を利用することをお薦めします。

必要なバージョンより前のバージョンのJavaでこのリリースを使用しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Exception in thread "main" java.lang.UnsupportedClassVersionError:
  oracle/kv/impl/util/KVStoreMain has been compiled by a more recent
  version of the Java Runtime (class file version 55.0), this version of
  the Java Runtime only recognizes class file versions up to 52.0

製品アップグレード・ポリシー

リリース22.3は、リリース22.1および22.2、ならびに過去2暦年のリリースからのアップグレードをサポートしています。ストアを現在のリリースに直接アップグレードするには、ストアでリリース20.1以降が実行されている必要があります。

19.xリリースを実行しているストアがある場合、最初に21.2または20.3リリース(または別の21.xまたは20.xリリース)にアップグレードしてから、それを現在のリリースにアップグレードすることで、ストアを現在のリリースにアップグレードすることをお薦めします。18.xリリースを実行しているストアがある場合、20.3リリース(または別の20.xリリース)にアップグレードしてから、それを現在のリリースにアップグレードすることをお薦めします。4.xリリースを実行しているストアがある場合、最初に19.5リリース(または別の19.xリリース)にアップグレードしてから、19.xからのアップグレードに関する推奨事項に従うことをお薦めします。4.xリリースより前のリリースを実行しているストアがあり、Enterprise Editionユーザーである場合は、サポートに連絡してください。この問題を抱えるCommunity Editionユーザーの場合は、OracleコミュニティのNoSQL Databaseディスカッション・フォーラムに質問を投稿してください。