分析用デフォルト通貨の変更
フランスのフランをユーロにするなど、表示されるデフォルトの通貨を変更できます。
コンソールで設定することもできます。詳細は、書式オプションを参照してください。
アンサーでのフォーマット関数の使用の詳細は、Oracle Analytics Serverでのデータのビジュアル化を参照してください。
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ORACLE_HOME/bi/bifoundation/web/display
ディレクトリにあるcurrencies.xml
ファイルを開きます。 -
デフォルトに設定する通貨(USD、CAD、PEN、MADなど)を検索します。
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通貨要素全体をコピーします。
たとえば、ユーロの通貨タグをコピーします。
- <Currency tag="int:euro-l" type="international" symbol="_" displayMessage="kmsgCurrencyEuroLeft" digits="2" format="$ #"> <negative tag="minus" format="-$ #" /> </Currency>
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ファイルの上部付近にあるテキスト文字列int:wrhsを検索します。
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要素全体を選択し、その上にコピーした要素を貼り付けて置き換えます。
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タグ属性がint:wrhsとなるように置き換えます。
たとえば、
tag="int:euro-l"
をtag="int:wrhs"
に置き換えます。 -
Oracle BIサーバーのサービスを再起動します。
注意:
更新、パッチセット、バンドル・パッチまたは個別パッチを適用する際に、currencies.xmlファイルが上書きされます。このファイルを変更した場合、新しいcurrencies.xmlに変更内容を再入力する必要があります。
カスタマイズされたサブジェクト領域内の列の通貨を指定します。
- アンサーで、サブジェクト・エリアを使用する分析を変更します。
- 「分析」エディタの「基準」タブで、通貨列の「オプション」ボタンをクリックし、「列のプロパティ」を選択して「列のプロパティ」ダイアログを表示します。
- 「データ書式」タブをクリックし、「デフォルトのデータ書式のオーバーライド」ボックスを選択します。
- 「数値の取扱い」ボックスで、「通貨」を選択します。
- 「通貨記号」リストで、「ユーザーの優先通貨」を選択します。
- タブ内の他のオプションを適切に指定します。
- 必要に応じて、この設定をシステム全体のデフォルトとして保存します。
- 完了したら「OK」をクリックし、変更する他の列について前述のステップを繰り返します。
ユーザーの優先通貨オプションを定義する場合、次を考慮してください。
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すべてのユーザーに対するデフォルトを作成する場合、CURRENCYTAG要素をINIT BLOCKを使用して設定します。
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ユーザーの優先通貨を構成する場合、PREFERRED_CURRENCY要素をINIT BLOCKを使用して設定します。
ユーザーの優先通貨オプションの定義を参照してください。
INIT BLOCKの詳細は、Oracle Analytics Serverメタデータ・リポジトリの管理の初期化ブロックの操作を参照してください。