シングルトン・データ・ディレクトリ(SDD)の変更

メタデータは、シングルトン・データ・ディレクトリ(SDD)に格納されます。

デフォルトの場所は次の場所に設定されます。

DOMAIN_HOME/bidata

SDDパスが次のbi-environment.xmlファイルで定義されます。

DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/bienv/core/bi-environment.xml

主なディレクトリを参照してください。

  1. 共有ディレクトリを作成し、すべてのホストで使用できることを確認します。

    たとえば、Linuxでは次のようにします。

    ls /oraclehome/user_projects/domains/bi/bidata

  2. 次のコマンドを実行して、すべてのプロセスを停止します。

    DOMAIN_HOME/bitools/bin

    たとえば、Linuxでは次のように入力します。

    ./stop.sh
    
  3. bi-environment.xmlファイルをバックアップし、必要に応じて既存のSDDをバックアップします。
  4. 編集するためにbi-environment.xmlファイルを開き、シングルトン・パスを指定します。

    たとえば:

    <bi:singleton-data-directory>/oraclehome/user_projects/domains/bi/bidata/</bi:singleton-data-directory>
    
  5. ファイルを保存します。
  6. bidataディレクトリのコンテンツを以前に作成した共有ディレクトリにコピーします。
    BI Publisherの場合は、DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/biconfig/bipublisher/Adminディレクトリから新しいSDD/components/bipublisher/repository/Adminディレクトリにリポジトリをコピーします。
  7. 次のコマンドを実行して、すべてのプロセスを起動します。

    DOMAIN_HOME/bitools/bin/

    たとえば、Linuxでは次のように入力します。

    ./start.sh
    

SDDがすべてのホスト・コンピュータに構成されます。