使用可能な診断カテゴリのリストの取得

最初にOBISAvailableDiagnostics()を実行して、使用可能な診断カテゴリのリストと説明を取得できます。

次の例を参照してください。

call OBISAvailableDiagnostics()

この結果は、次のように表示されます。

カテゴリ 説明

General

接続したOBISインスタンスの一般的な概要

DBInstance:DBNAME1

DBNAME1で名前が付けられたDBインスタンスに関連するすべての統計

DBInstance:DBNAMEn

DBNAMEnで名前が付けられたDBインスタンスに関連するすべての統計

LDAP:Instance1

Instance1で名前が付けられたLDAPインスタンスに関連するすべての統計

LDAP:Instancen

Instancenで名前が付けられたLDAPインスタンスに関連するすべての統計

DBConnectionPool:Instance1

Instance1で名前が付けられたDB接続プールに関連するすべての統計

DBConnectionPool:Instancen

Instancenで名前が付けられたDB接続プールに関連するすべての統計

ThreadPool:Instance1

Instance1で名前が付けられたスレッド・プールに関連するすべての統計

ThreadPool:Instancen

Instancenで名前が付けられたスレッド・プールに関連するすべての統計

Cache:Instance1

Instance1で名前が付けられたキャッシュに関連するすべての統計

Cache:Instancen

Instancenで名前が付けられたキャッシュに関連するすべての統計

「General」カテゴリを除き、カテゴリはすべて「Instance」カテゴリです。「Instance」カテゴリは、(特定の物理データベースなどの)特定のインスタンス・オブジェクトに関連する統計です。オブジェクトの複数のインスタンスを初期化した場合、category_name:instance_nameという形式で、インスタンスごとに個別のカテゴリが存在します。例については、上の表を参照してください。

ODBC/JDBCカテゴリについて次の点に注意してください。

  • 「ThreadPool」カテゴリには、DbConnection PoolMgrによって作成および管理されているスレッドからの統計のみが表示されます。

  • 「Cache」カテゴリには、Compiler CacheおよびLDAP Internal Cacheからの統計が表示されます。