Fusion Middleware ControlおよびWebLogic Server管理コンソールを使用する理由

Fusion Middleware ControlおよびWebLogic Server管理コンソールを使用して、システムを管理します。

これらのWebベース・ツールは、ほとんどの一般的なシステム管理タスクをサポートします。システム管理のスタート・ガイドを参照してください。

Fusion Middleware Controlでは、ステータスの監視、プロセスの開始と停止、問題の解決およびコンポーネントの構成などのタスクを実行して、システム・コンポーネントを管理できます。また、Javaコンポーネントの状況を管理することもできます。たとえば、それらのステータスを監視して、それらを開始および停止できます。

WebLogic Server管理コンソールでは、Javaコンポーネントのステータスを監視してセキュリティを構成できます。Oracle Analytics Serverでのシステム管理の概要を参照してください。

複数の管理者による同時操作を可能にするロック・メカニズム

大規模なデプロイメントでは、複数の管理者が同時にアクセスしてシステムの状況を確認しているときに、別の管理者が構成設定を変更しようとする場合があります。Fusion Middleware ControlおよびOracle WebLogic Serverでは、複数の管理者が同じ構成設定を同時に更新しないよう、ロック・メカニズムを採用して、一度に1人の管理者のみが変更できるようにしています。

ノート:

複数の管理者が同じ管理者アカウントを使用して、気付かずに同じ構成設定を同時に更新する可能性があります。そのため、複数の管理者ユーザーで同じ管理者アカウントを共有しないことをお薦めします。