埋込みブロックの作成

FIXED_POSITION_BASEDテンプレートでは、埋込みブロックを使用して、eText出力用に特定のブロック・サイズを定義できます。実際のデータが指定のブロック・サイズに満たない場合、ブロックの残りは指定の埋込み文字で満たされます。

たとえば、BLOCK SIZEを9で定義したとき、生成されたeText出力がテキスト3行のみの場合、残りの6行は、指定されたFILLER CHARACTERで満たされます。

コマンドの使用方法は次のとおりです。

  • <BEGIN FILLER BLOCK> - これはブロックの始まりを表します。このブロックの名前を入力します。

  • <FILLER CHARACTER> - データでブロックが満たされない場合に、ブロックの残りの部分を埋めるために使用する文字または文字列を入力します。

    次に、<FILLER CHARACTER>の入力例を示します。

    ブロックを?文字で埋めるには、FILLER CHARACTERコマンドを次のように入力します。

    <FILLER CHARACTER> : ?

    ブロックを文字列abcで埋めるには、FILLER CHARACTERコマンドを次のように入力します。

    <FILLER CHARACTER> : abc

    ブロックを空のスペースで埋めるには、FILLER CHARACTERコマンドを次のように入力します。

    <FILLER CHARACTER> :  
  • <BLOCK SIZE> - テキストの行数単位でブロックのサイズを指定するために、整数を入力します。

これらのコマンドはテンプレートの定義を始める前に使用する必要があります。

ブロックの最後に次のコマンドを入力します。

  • <END FILLER BLOCK> - ブロックの終わりを示します。<BEGIN FILLER BLOCK>コマンドですでに指定済のこのブロックの名前を入力します。

次の図に、ブロック埋込みの使用例を示します。

次の図は、FILLER BLOCKで生成される出力の例を示しています。

次の図は、FILLER BLOCKが使用されていない場合に生成される出力の例を示しています。