接続プールの更新コマンド
更新updateConnectionpoolコマンドを使用して、更新された接続プールを含む変更されたJSONファイルを特定のサーバー・インスタンスにアップロードします。
複数の接続プールを更新する必要がある場合、updateConnectionpoolコマンドおよびlistConnectionpoolユーティリティを使用します。
listConnectionpoolコマンドを使用して、特定のサービス・インスタンスの接続プールのリストを含むJSONファイルを作成します。このファイルの接続プール情報を変更し、updateConnectionpoolコマンドを使用してサービス・インスタンスにアップロードします。ファイルのuidおよびconnPool値を変更しないでください。「接続プールのリスト・コマンド」を参照してください。
ランチャ・スクリプト(Linuxの場合はdatamodel.sh、Windowsの場合はdatamodel.cmd)を介して、ユーティリティを実行します。
ドメインがデフォルトのフォルダにインストールされている場合、ランチャ・スクリプトの場所は次のようになります。
Oracle_Home/user_projects/domains/Domain_Name/bitools/bin/datamodel.shまたはWindowsの場合はdatamodel.cmd
クライアント・インストールにドメイン名がない場合、ランチャ・スクリプトの場所は次のようになります。
Oracle_Home\bi\bitools\bin\datamodel.cmd
「コマンドを使用する前の必知事項」を参照してください。
構文
updateConnectionpoolコマンドは、次のパラメータをとります。
updateConnectionpool -C <connectionpoolList.json> -SI <service_instance> -U <cred_username> [-P <cred_password>] [-S <hostname>] [-N <port_number>] [-SSL] [-H]
説明
Cは、アップロードする変更されたJSONファイルの名前を指定します。このファイルに変更されたuidおよびconnPool値を含めないでください。
SIは、コンポーネント・インスタンスの名前を指定します。
Uは、認証に使用する有効なユーザー名を指定します。
Pは、Uに指定したユーザーの名前に対応するパスワードを指定します。パスワードを指定しないと、コマンドを実行するとき、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。セキュリティ上の目的のため、自動化されたスクリプティングを使用してコマンドを実行する場合のみコマンドにパスワードを含めることをお薦めします。
Sは、ホスト名を指定します。クライアント・インストールからコマンドを実行している場合のみ、このオプションを含めます。
Nは、ポート番号を指定します。クライアント・インストールからコマンドを実行している場合のみ、このオプションを含めます。
SSLは、SSLを使用して Oracle WebLogic Serverに接続してコマンドを実行することを指定します。クライアント・インストールからコマンドを実行している場合のみ、このオプションを含めます。
Hは、使用方法の情報を表示し、コマンドを終了します。-Hを使用するか、パラメータを指定しないで.shを実行すると、ヘルプ・コメントが表示されます。
例
datamodel.sh updateConnectionpool -C connpool.json -SI bi -U weblogic -P password -S server1.example.com -N 7777 -SSL