エンリッチメント推奨の受入れ

変換エディタでデータセットを編集するときに、Oracle Analyticsではデータをエンリッチするための推奨を提示します。

既存のデータセットをアップロードまたは開いて、エンリッチメント推奨を使用してデータを変更できます。データセットを変更した後、ワークブックを作成できます。

郵便番号属性列を都道府県名で拡張するなど、エンリッチメント推奨によってデータに情報が追加されると、郵便番号に関連付けられた都道府県の名前を含むデータセットに新しい列が追加されます。推奨を選択すると、変更が準備スクリプトに追加され、データセットを保存するか、準備スクリプトを適用すると、適用されます。変更を削除または元に戻した場合、推奨が使用可能なオプションとして再度推奨事項パネルに表示されます。

エンリッチメント推奨を使用すると、データ・サイエンティストの専門知識がなくてもデータを強化できます。
  1. ホーム・ページで、データセットまたはワークブックを開きます。
    • データセットを選択して「アクション・メニュー」をクリックし、次に「開く」を選択します。「データ・ダイアグラム」または「結合ダイアグラム」でデータ・ソースを右クリックし、「開く」をクリックして変換エディタを表示します。
    • データセットを含むワークブックを選択して「アクション・メニュー」をクリックし、「開く」を選択し、次に「データ」を選択します。「データ・ダイアグラム」または「結合ダイアグラム」でデータ・ソースを右クリックし、「開く」をクリックして変換エディタを表示します。

    ノート:

    Oracle Analyticsには、単一表のデータセットのデータ・ダイアグラム、または複数表のデータセットの結合ダイアグラムが表示されます。
  2. エンリッチする列を選択し、列アクション・パネル(推奨)で「推奨事項」をクリックして、これらをステップとして準備スクリプトに追加します。

    ノート:

    右下にある「列アクション・パネルの切替え」オプションを切り替えて推奨が表示されていることを確認します。
  3. 準備スクリプト・パネルを使用して、データ・エンリッチメントを確認し、必要に応じて変更します。
    たとえば、ステップにカーソルを合せ、「X」をクリックしてエンリッチメントを除去します。
  4. データ準備の変更を保存し、これらをデータに適用するには、「データセットの保存」をクリックします。
    単一の表データセットまたはファイルベースのデータセットを処理している場合、「適用スクリプト」をクリックします。

ノート:

システム・ナレッジまたはカスタム・ナレッジが更新された場合に、自分にデータセットに対する作成者権限がある場合は、ツールバー(「プロファイル結果のリフレッシュ」アイコン)の「プロファイル結果のリフレッシュ」をクリックして、現在オープンしているデータセットの結果を再プロファイリングおよびリフレッシュできます。通常、このリフレッシュはOracle Analyticsで管理されるため、ほとんどの場合、このオプションを使用する必要はありません。システム・ナレッジが更新された場合、またはカスタム・ナレッジが更新され、これを現在開いているデータセットに組み込む場合は、「プロファイル結果のリフレッシュ」を使用してデータを再プロファイルします。新しいナレッジが使用可能になると、「プロファイル結果のリフレッシュ」アイコンに使用可能な更新数を示すアラートが表示されます。