Oracle AnalyticsでOCI Data Scienceモデルを使用可能にする方法

Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Data Scienceモデルを使用してデータを分析する前に、Oracle Analyticsに登録します。

Oracle AnalyticsにOCI Data Scienceモデルを登録すると、機械学習(ML)の専門知識を必要とせずに、アプリケーションにMLを構築できます。
開始する前に、Oracle AnalyticsインスタンスとOCIサービス間の接続を作成します。OCIテナンシへの接続の作成を参照してください。
また、BIサービス管理者またはDVコンテンツ作成者ロールを持つユーザーとしてOracle Analyticsにログインしていることを確認してください。
  1. ホーム・ページで、「ページ・メニュー」をクリックしてからモデル/関数の登録「マシン学習モデル」の順にクリックします。
    このオプションを使用できるのは、BIサービス管理者またはDVコンテンツ作成者のロールを持つユーザーです。
  2. 「MLモデルの登録」ダイアログで、OCIテナンシへの接続を選択します。
  3. 「プロジェクトの選択」ページで、「選択」をクリックします。
  4. 「コンパートメントの検索」で、格納されているモデルに移動し、モデル名をクリックします。
    モデルを選択すると、右側のパネルで、名前、説明、アルゴリズム、および入力列と出力列などの詳細をレビューできます。

  5. 「次」をクリックして、リソース・パラメータの入力ダイアログを表示し、モデルを構成します:
    • ステージング・バケット・コンパートメント - ステージング・バケットのコンパートメント名。「選択」をクリックして、ステージング・バケットのコンパートメントに移動して選択します。

      ステージング・バケット - データ転送にはステージング・バケット名が必要です。

      コンピュート・シェイプ - コンピュート・シェイプは、Data Scienceジョブの作成に必要な仮想マシン構成です。

      OCPU - コンピュート・シェイプがフレックス・シェイプである場合にのみ必要です。

      メモリー(GB) - コンピュート・シェイプがフレックス・シェイプである場合にのみ必要です。

      ストレージ(GB) - Data Scienceジョブに必要なブロック・ストレージのサイズ。

      デフォルト・ネットワークの使用 - ネットワーク構成を構成するオプション。デフォルト・ネットワークを使用するかわからない場合は、Oracle Analyticsの管理者に問い合せてください。

      • このオプションは、デフォルト・ネットワークを使用する場合に選択しますが、これにより、パブリック・インターネットへのデフォルト・エグレスが可能になります。デフォルト・ネットワーク・オプションでは、ネットワークの作成と、サブネットおよびゲートウェイの設定をスキップできます。デフォルト・ネットワーク構成を使用する場合は、指定されたデフォルト・ネットワークに、別の目的でアクセスすることや変更することはできません。
      • サブネットおよびネットワーク・アドレス変換(NAT)ゲートウェイを構成する場合は、このオプションの選択を解除します。パブリック・インターネットへのエグレス・アクセスの場合、OCIでは、NATゲートウェイへのルートがあるプライベート・サブネットを推奨しています。NATゲートウェイでは、プライベート・サブネット内のインスタンスが、インターネットにアクセスできます。このステップで作成した仮想クラウド・ネットワーク(VCN)により、VCNのNATゲートウェイ経由でインターネットへのエグレス・アクセスが可能なプライベート・サブネットが作成されます。

      VCNコンパートメント - 使用するVCNを含むコンパートメントの名前。「デフォルト・ネットワークの使用」の選択が解除されている場合にのみ必要です。

      VCN - 既存のVCNの名前。「デフォルト・ネットワークの使用」の選択が解除されている場合にのみ必要です。

      サブネット・コンパートメント - 使用するサブネットを含むコンパートメントの名前。「デフォルト・ネットワークの使用」の選択が解除されている場合にのみ必要です。

      サブネット - 既存のサブネットの名前。「デフォルト・ネットワークの使用」の選択が解除されている場合にのみ必要です。

      ロギングの有功化 - OCI Data Scienceでのロギングを有効にするオプション。

      ログ・グループ・コンパートメント - Data Scienceログが格納されるログ・グループを含むコンパートメントの名前。ロギングが有効な場合にのみ必要です。

      ログ・グループ - ログを格納する既存のログ・グループの名前。ロギングが有効な場合にのみ必要です。

  6. 「登録」をクリックします。
  7. オプション: モデルが正常に登録されたことを確認するには、ホーム・ページで「ナビゲータ」をクリックし、「モデル」「機械学習」の順にクリックして、登録されたモデルを表示し、モデルが正常に登録されたことを確認します。「検査」をクリックして、モデルが正しく構成されていることを確認します。