自動インサイトの使用に関するヒント

自動インサイトによって生成されるビジュアライゼーションから最適なものを取得する方法説明します。

自動インサイト・サマリー

Oracle Analyticsは、すべてのビジュアライゼーション提案に自然言語サマリーを生成します。このサマリーは、属性とメジャーの関係および対象点を説明しています。自動的に生成されたインサイトのサマリーを取得するには、ワークブック・デザイナの左側のパネルにある「タイトル・ツールチップ」フィールド内のテキストをコピーします。たとえば、サマリーをノートにコピーして、ビジュアライゼーションに注釈を付けることができます。

プロファイリングする列の選択によるインサイトの微調整

デフォルトでは、Oracle Analyticsはインサイトの生成時にデータセット内のすべての列をプロファイリングします。生成されたインサイトに含めるデータ要素と除外するデータ要素を選択して、インサイトをカスタマイズできます。たとえば、ビジュアル化しないデータ要素を除外できます。これにより、最も有用なインサイトにフォーカスできます。
  1. 「自動インサイト」をクリックしてから、「インサイト設定」をクリックします。

  2. チェック・ボックスを使用して、Oracle Analyticsのデータ・プロファイリングに含める列を選択します。

最大データセット・サイズ

Oracle Analyticsは、最大3億セルのサイズのデータセットに対して自動インサイトを生成します。セル数は行数に列数を乗算して計算されます。

サポートされているデータセットのタイプ

Oracle Analyticsは、ほとんどのデータセット・タイプに対してインサイトを生成します。例外を次に示します。
  • Essbase、Oracle Planning and Budgeting Cloud Service、分析ビューなどの多次元ソース。
  • サブジェクト領域に基づくデータセット。
  • Oracle以外のデータベースに基づくデータセット。

自動インサイトのオンまたはオフ

データセット所有者は、個々のデータセットの自動インサイトをオンまたはオフにできます。パフォーマンス・オーバーヘッドが大きすぎる場合、データセットの自動インサイトをオフにできます。自分と共有されていて書込み権限のあるデータセットの自動インサイトを有効または無効にすることもできます。データセットのインサイトのオンまたはオフを参照してください。

Oracle Analytics管理者は、すべてのデータセットを有効または無効にすることもできます(Oracle Analyticsホーム・ページから、管理者は「コンソール」「システム設定」「パフォーマンスおよび互換性」の順にクリックし、「データセットでの自動インサイトの有効化」オプションを使用します)。