デフォルトのSmart Viewオプションのエクスポート

サービス管理者として、デフォルトのSmart Viewオプションを構成し、Oracle Smart View for Officeをインストールするユーザーにこれらをロールアウトできます。この機能を使用して、組織のユーザー全体でSmart View構成の一貫性のある適用を確保できます。

「オプション」ダイアログで使用できる「メンバー・オプション」「データ・オプション」「詳細」および「フォーマット」タブにあるオプションをエクスポートできます。エクスポートされたオプションは、<Smart View Install>/cfgフォルダ(たとえば、C:\Oracle\SmartView\cfg)のoptions.xmlファイルに保管されます。ユーザーがSmart Viewを使用するときに、設定されたデフォルト・オプションを取得できるように、このファイルをユーザーに配布できます。

ノート:

次のオプションはエクスポートできません。
  • 「セルのスタイル」タブおよび「拡張機能」タブのすべてのオプション
  • 「詳細」タブの次のオプション:
    • 共有接続URL
    • ログ・メッセージ表示
    • Smart Viewリボンの診断グループを表示
    • OutlookでSmart Viewを無効にする
    • Excelファイル・サイズの縮小
    • メタデータ・ストレージの向上
  • 「メンバー・オプション」タブのメンバー表示名オプション

デフォルトのSmart Viewオプションをエクスポートしてユーザーに配布するには:

  1. Smart Viewリボンから、「オプション」をクリックして「オプション」ダイアログを開きます。
  2. 要件に応じて、「メンバー・オプション」「データ・オプション」「詳細」および「フォーマット」タブにあるオプションを設定します。
  3. 「OK」の下のリストを展開し、「オプションのエクスポート」を選択します。

    構成されたオプションが、C:\Oracle\SmartView\cfgにあるoptions.xmlファイルにエクスポートされます。これで、このoptions.xmlファイルをユーザーに配布できます。

  4. 組織のプロセスを使用して、これらのオプション設定を必要とするすべてのユーザーにoptions.xmlを配布します。

    options.xmlファイルは、各ユーザーのコンピュータのSmartView\cfgフォルダに存在する必要があります。

  5. options.xmlファイルを配置すると、Smart Viewユーザーは次のアクションを実行します:
    1. Officeアプリケーションを起動します(たとえば、Excelを起動します)。
    2. Smart Viewリボンを選択し、「オプション」をクリックします。
    3. 「オプション」ダイアログで、「リセット」をクリックします。

      ノート:

      エラーや不一致が発生する可能性があるため、ベスト・プラクティスとして、Oracleでは管理者およびユーザーがoptions.xmlファイルのオプションを変更しないことをお薦めします。options.xmlファイルに手動で変更を加えた場合は、オプション・データが一致しません。cfg/options.xmlを確認してください。というエラー・メッセージが表示されることがあります。(「リセット」をクリックした場合)。

    4. Officeアプリケーションを閉じて再度開きます。

      Smart Viewオプションは、options.xmlファイルでサービス管理者が指定したオプションに設定されています。