Essbaseのデータの計算について

クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase

オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase

Oracle Smart View for Officeでは、Essbaseオンプレミスまたはクラウドで計算スクリプトを使用してデータベースを計算できるようになりました。計算スクリプトのタイプはEssbaseまたはMDXです。

さらに:

  • EssbaseおよびMDXの計算スクリプトは、特定のシステムのEssbase管理者が作成します。

  • 起動時に、EssbaseおよびMDXの計算スクリプトが変数情報を入力するように指示できます。いわゆる実行時プロンプトです。

  • EssbaseおよびMDXの計算スクリプトは、集約ストレージおよびブロック・ストレージのデータベースに対してサポートされています。

  • MDX計算スクリプトには複数のMDX問合せを含めることができます。

  • 計算実行前のメンバーPOVの解決順序を変更するには、選択したPOVの解決順序の変更を参照してください。

  • Essbaseクラウドのみ:

    • Essbase計算スクリプトの実行時に、詳細なトレース情報が提供されるようになりました。トレース情報は、Oracle Essbase管理者がトレース用の計算スクリプトを構成している場合にのみ表示されます。

    • 非対称グリッドで計算を実行できます。これを行うには、管理者が計算対象の選択済タプルを指定できるように最初に計算スクリプトを準備する必要があります。タプルを使用した非対称グリッドの計算を参照してください。

  • 管理者:

    • 複数のMDX問合せの一括実行には、Smart View「問合せの管理と実行」ダイアログを使用しないでください。かわりにMDXスクリプトを選択して「計算スクリプト」ダイアログから実行します。

    • EssbaseおよびMDXの計算スクリプトの記述については、次のガイドを参照してください:

      Essbase 21cおよび19cのドキュメントは、Oracle Help Centerのこちらにあります:

      https://docs.oracle.com/en/database/other-databases/essbase/index.html

    • Essbaseクラウド: Essbase計算スクリプトを定義し、Smart Viewユーザーが実行時プロンプトを使用できるようにするには、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドSmart Viewの計算スクリプト実行における代替変数の使用を参照してください。

    • データベースの非対称リージョンを計算するスクリプトの記述については、Oracle Essbaseの使用選択したタプルの計算を参照してください。