Smart ViewとSmart View (Macおよびブラウザ)の間のフォームおよびアド・ホック・グリッドの操作の互換性

Smart ViewとSmart View (Macおよびブラウザ)の両方で、同じフォームとアド・ホック・グリッドに対しては、操作の互換性があります。

クラウド・データ・ソース・タイプ: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting

23.100以降では、Smart View for OfficeとSmart View for Office (Macおよびブラウザ) 23.04以降の間で、フォームとアド・ホック・グリッド(標準モード)の互換性がサポートされています。フォームとアド・ホック・グリッドでは、Smart View for OfficeとSmart View for Office (Macおよびブラウザ)の間で簡単に操作できるように、互換性が確保されるようになりました。

たとえば次のようになります:

デスクトップ版のMicrosoft ExcelにあるSmart Viewでフォームまたは標準アド・ホック・グリッドを開き、POVを変更し、シートをリフレッシュまたは送信し、シートを閉じます。
次に、Mac上またはブラウザ上のExcel 365でSmart View (Macおよびブラウザ)を使用して同じフォームまたはグリッドを開き、操作を開始する前にまず「リフレッシュ」をクリックします。
POVの選択がシートに保持されて、引き続き作業できることを確認してください。
Smart View (Macおよびブラウザ)でPOVを変更したら、「リフレッシュ」をクリックして変更を保存します。Smart Viewでフォームを再度開くと、変更が表示されます。

両方のSmart View製品間の互換性により、Smart Viewで次のことがてきます:

シートのタイプ(フォームまたはアド・ホック)を識別する
両方の製品に同じシート情報を表示する
同じPOVとページ選択を保持する
保存、リフレッシュまたは送信されたのと同じデータを表示する
「Smart Viewのオプション」の「データ・オプション」と「メンバー・オプション」で設定されたプリファレンスを保持する

この互換性はSmart View for Office (Macおよびブラウザ)では必ず有効になっていますが、Smart View for Officeではそれを有効にする必要があります。

サービス管理者は、Smart Viewのproperties.xmlファイルにあるJSONMetadata365URLプロパティをコメント解除または有効化することで、互換性を有効にできます。このファイルは、<Smart View Install>/cfgフォルダ(C:\Oracle\SmartView\cfgなど)にあります。また、「URLマッピングの管理」オプションを使用して、検出された接続URLをSmart View for Officeでの実際の接続URLにマップする必要がある場合があります。詳細は、「接続URLマッピングの管理」を参照してください。

Smart View製品間の互換性に関する次のガイドラインを考慮してください:

複合フォーム、フレックス・フォームおよび複数グリッドのアド・ホック・ワークシートは、Smart View製品間でまだ互換性がありません。
Smart View for Officeからフォームまたはアド・ホック・グリッドをSmart View for Office (Macおよびブラウザ)で開く場合(またはその逆の場合)は、シートの操作を開始する前に常に「リフレッシュ」をクリックすることをお薦めします。
セル・スタイル間の競合が発生する可能性があるため、同じフォームを開いたままにしたり、Smart View for OfficeとSmart View for Office (Macおよびブラウザ)の両方で同じフォームまたはアド・ホック・グリッドを同時に開かないことをお薦めします。
フォームまたはアド・ホック・グリッドを含むワークブックをSmart View for Officeで作成して、Smart View for Office (Macおよびブラウザ)で開く場合、最初にSmart Viewホーム・パネルを開き、「リフレッシュ」をクリックするか、別のシートを開いて「Planning」リボンなどの関連プロバイダ・コンテキスト・リボンを起動する必要があります。