15.2.1 Oracle Databaseからグラフ・サーバー(PGX)へのグラフの読込み
グラフ・サーバー(PGX)にログインすると、データベースからグラフ・サーバーにグラフを読み込むことができます。
データベース・ユーザーが存在し、データベースのグラフ・データに対する読取りアクセス権を持っている必要があります。
グラフのロードでは、次のオプションがサポートされています。
SQLプロパティ・グラフ
readGraphByName
APIの使用 - 詳細は、readGraphByName APIを使用したSQLプロパティ・グラフのロードを参照してください。PgSqlSubgraphReader
APIを使用したサブグラフの作成およびロード - 詳細は、PGQL問合せを使用したサブグラフのロードを参照してください。- PGQL
CREATE PROPERTY GRAPH
文の使用 - 詳細は、PGQLを使用したSQLプロパティ・グラフの作成を参照してください。
プロパティ・グラフ・ビュー
readGraphByName
APIの使用 - 詳細は、「readGraphByName APIを使用したPGビューのロード」を参照してください。- PGQL
CREATE PROPERTY GRAPH
文の使用 - 詳細は、「PGQLを使用したプロパティ・グラフの作成」を参照してください。 PgViewSubgraphReader#fromPgView
APIを使用したサブグラフの作成およびロード - 詳細は、「プロパティ・グラフ・ビューからのサブグラフのロード」を参照してください。- JSON形式のPGXグラフ構成ファイルの使用 - 詳細は、「JSON構成ファイルを使用したグラフのロード」を参照してください。
GraphConfigBuilder
クラスを使用したJavaメソッドによるプログラムでのOracle RDBMSグラフ構成の作成 - 詳細は、グラフ構成オブジェクトの定義によるグラフのロードを参照してください。
また、詳細は、次の項を参照してください。
- 同じSCNでのエンティティ・プロバイダの読取り
複数の頂点表またはエッジ表、あるいはその両方で構成されるグラフがある場合は、同じシステム変更番号(SCN)の頂点とエッジをすべて読み取ることができます。 - グラフ・ロードの進捗レポートおよび見積り
大規模なグラフをグラフ・サーバー(PGX)にロードすると、長時間実行される操作になることがあります。ただし、非同期アクションを使用してグラフをロードすると、グラフ・ロード操作の進行状況をモニターできます。 - グラフをメモリーにロードするためのAPI
JSON構成ファイルまたはグラフ構成オブジェクトを使用したグラフのロードに使用されるAPIについて学習します。 - グラフ構成のオプション
グラフ構成のオプションについて学習します。 - データ・ロードのセキュリティのベスト・プラクティス
データベースからグラフをロードするには認証が必要であるため、この種類のデータ・ソースへのアクセスを構成する際は、特定のセキュリティ・ガイドラインに従うことが重要です。 - データ形式のサポート・マトリクス
グラフ・サーバー(PGX)でサポートされている様々なデータ形式について学習します。 - ロード済グラフの不変性
グラフがグラフ・サーバー(PGX)にロードされると、グラフとそのプロパティは自動的に不変としてマークされます。
親トピック: グラフ・サーバー(PGX)でのグラフ管理