15.5.2 トライアングル・カウンティング・アルゴリズムの実行

トライアングル・カウンティングの場合、countTriangles()sortByDegreeブール・パラメータを使用して、グラフを最初に角度でソートする(true)かソートしない(false)かを制御できます。trueの場合、さらに多くのメモリーが使用されますが、アルゴリズムの実行は高速になります。ただし、グラフが非常に大きい場合、この最適化をオフにしてメモリー不足を回避することができます。

opg4j> analyst.countTriangles(graph, true)
==> 1
import oracle.pgx.api.*;
 
Analyst analyst = session.createAnalyst();
long triangles = analyst.countTriangles(graph, true);

このアルゴリズムでは、サンプル・グラフ内の1つのトライアングルを検出します。

ヒント:

グラフ・シェルを使用する場合、ロギング・レベルを変更すると、実行中のログ出力の量を増加できます。:h :loglevelを指定した:loglevelコマンドの実行に関する情報を参照してください。