3.6.1.1.1 シェイプファイルのアップロード

シェイプファイルをアップロードすると、データセットを作成できます。

シェイプファイルには、特定のファイル拡張子を持つ複数のファイルで参照可能な地理空間データが含まれます。シェイプファイル形式に寄与する選択済ファイルをいくつか次に示します。
  • .shp: ジオメトリ・データを格納します
  • .shx: ジオメトリの索引を格納します
  • .dbf: ジオメトリ・フィーチャの属性情報を格納します
  • .prj: 座標系情報を格納します
  • .cpg: 使用する文字セットを指定します
  1. 「データセット」ページに移動し、「データセットの作成」をクリックします。
    「データセットの作成」ウィンドウが開きます(図3-8を参照)。
  2. 「ファイル・アップロードから」を選択します。
  3. upload_iconをクリックして、シェイプファイルをアップロードします。
    ファイルのアップロード・ウィンドウが開きます。
  4. システムから必要なファイルをすべて選択します。

    ノート:

    .shp.shxおよび.dbfファイルのアップロードは必須です。

    次のように、「シェープファイルからデータセットを作成」ダイアログが開きます。

    図3-9 シェイプファイルからのデータセットの作成

    図3-9の説明が続きます
    「図3-9 シェイプファイルからのデータセットの作成」の説明
  5. 「接続にアップロード」ドロップダウン・リストから、シェイプファイルをアップロードする接続を選択します。
  6. 必要に応じて、「表名」を変更します。
  7. 必要に応じて、宛先の「データセット名」を変更します。
  8. 必要に応じて、使用する座標系を選択します。
    • シェイプファイルにカスタムの地理座標系(GEOGCS)を参照する.prjファイルが含まれている場合、Spatial Studioでは、前述の図に示すように、ターゲット空間データベースから最適な測地SRIDが割り当てられます。
    • シェイプファイルに.prjファイルが含まれていない場合は、デフォルトのEPSG:4326 GEOGCSが使用されます。
  9. 必要に応じて、必要な文字セットを選択します。
    Spatial Studioでは、次の優先順位で使用される文字セットが自動的に検出されます。
    • .cpgファイルが存在する場合は、そのファイルからcharset-nameを抽出します。
    • .dbfファイル・ヘッダーで指定された文字セットを使用します。
    • それ以外の場合は、デフォルトのISO-8859-1を使用します。

    検出された文字セットを使用してファイルの属性をプレビューできます。ただし、別の文字セットに切り替えてリフレッシュされた内容をプレビューすることも引き続きできます。

  10. 「送信」をクリックします。
    データセットがシェイプファイルから作成されます。