17 データ・マーケットプレイス・ツール

データ・マーケットプレイスは、データセットに簡単にアクセスして共有するための革新的なプラットフォームを提供します。

データ・マーケットプレイスは、Data Studioツール・スイートの一部であり、データ・サイエンティストおよびビジネス・ユーザーが組織の要件にあわせてデータセットのロードおよび問合せを実行するためにアクセスできるようにします。データ・プロバイダによってキュレートされたデータ・セットにアクセスして確認できます。共有データを既存のデータと統合し、AI機能を使用してデータを拡張できます。

これにより、プロデューサはマーケットプレイスでデータを共有でき、システムのユーザー(表のリスト方法に応じて、同じテナンシ内または別のテナンシ内)はそのデータをデータベースにローカルにロードして使用できます。

データ・マーケットプレイスを使用すると、次のことができます:
  • プロデューサとしてリストを公開します。これにより、公開を構成した方法に基づいて、目的の対象者に提供されるデータにアクセスできます。データセットの統計プロファイルを表示することもできます。
  • コンシューマとしてデータのロード、分析、問合せを行い、言語検出、センチメント分析、キー・フレーズ抽出など、Data StudioのAI機能を活用します。プロファイルに基づいてアクセスできるデータセットを参照することもできます。
データ・マーケットプレイスの用語
  • データセット: プロデューサとしてAutonomous Databaseマーケットプレイスで共有するデータの単位です。プロデューサとして、表およびビューをサポートするデータセットを作成できます。
  • リスト: データ・マーケットプレイスで使用できる表のリストです。プロデューサとして、リストの公開、説明の指定、ネームスペースの追加、タグの追加、ドキュメントへのリンクの追加、およびデータの共有先の指定を行うことができます。作成時に、リストは「データ・マーケットプレイス」ページにカードとして表示されます。

トピック:

次のトピックでは、「データ・マーケットプレイス」ページとその使用方法について説明します: