インサイト関数
インサイト関数は、Data Studioツール・スイートのインサイト・ツールに対するアプリケーション・プログラミング・インタフェースのクラス、メソッド、属性およびパラメータの構文と説明を提供します。インサイトの生成はバックグラウンドで実行され、完了を確認する必要があります。
リクエスト名とそのパラメータのリストを返します
構文
Insight.get_request_list(owner)
パラメータ:
- owner: このフィールドは、オブジェクトの所有者を示します。このフィールドがない場合、現在のスキーマ所有者が使用されます。
例
この例では、インサイトのジョブをリストできます:
adp.Insight.get_request_list()
// Output
[
...
{
"owner": "ADMIN",
"request_name": "REQUEST_INSIGHT_1",
"request_type": "TABLE_INSIGHT",
"source_object": "SALES",
"source_owner": "ADMIN",
"request_metadata": "{\"targets\":[\"ACTUAL\"],\"appName\":\"INSIGHTS\"}",
"created": "2022-10-31T08:03:26.634Z",
"updated": "2022-10-31T08:03:26.634Z",
"request_job_setting": "{\"EXTRACTION\":{\"selectionRule\":{\"value\":\"MAX_DIFFERENCE\"},\"fittedShareConvergence\":{\"value\":\"LAX\"},\"maxNumExtractionDims\":{\"value\":10000},\"insightValueType\":{\"value\":\"MEMBER\"},\"excludeZero\":{\"value\":\"YES\"},\"minXAxisCount\":{\"value\":2}},\"sessionId\":null,\"applicationName\":\"INSIGHTS\",\"insightTypes\":[\"FITTED_SHARE_COMPARISON\"]}",
"max_num_insights": 20
},
...
]
インサイト・リストの取得プロシージャインサイトのリストを返します。各インサイトには、insight_name、visualization_id、insight_column、insight_value、insight_dimension、dimensionの各フィールドがあります
構文
Insight.get_insights_list(request_name)
パラメータ:
- request_name: リクエストの名前。
例
この例では、インサイトをリストできます:
adp.Insight.get_insights_list('REQUEST_INSIGHT_1')
// Output:
[
{
"insight_name": "INSIGHT_62",
"visualization_id": 199,
"insight_column": "ACTUAL",
"insight_value": "COUNTRY.2",
"insight_dimension": "COUNTRY",
"dimension": "FORECST"
},..
]
インサイトの削除プロシージャインサイト・リクエストを削除します
Insight.drop(request_name)
パラメータ:
- request_name: リクエストの名前。
例
adp.Insight.drop('REQUEST_INSIGHT_1')
分析ビューのメジャーのインサイトを生成します。
構文
Insight.generate(av_name, measure, job_owner,
source_owner)
パラメータ:
- av_name: 分析ビューの名前。
- measure: メジャー。
- job_owner: このフィールドは、ジョブの所有者を示します。このフィールドがない場合、現在のスキーマ所有者が使用されます。
- source_owner: このフィールドは、オブジェクトの所有者を示します。このフィールドがない場合、現在のスキーマ所有者が使用されます。
例
adp.Insight.generate('COSTS_AV', 'UNIT_COST')
// Output
{
"object_owner": "ADMIN",
"request_name": "REQUEST_INSIGHT_1",
"max_insight_count": 20,
"source_object": "COSTS_AV",
"source_owner": "COSTS_AV",
"request_metadata": "{\"targets\":[\"UNIT_COST\"],\"appName\":\"INSIGHTS\"}",
"default_job_settings": "{\"insightTypes\":[\"FITTED_SHARE_COMPARISON\"]}",
"new_request": "true"
}
リクエスト名に指定されたジョブのステータスを取得します。フィールドinsight_job_statusがCOMPLETEDになると、インサイトの生成が終了します。
構文
Insight.get_job_status(request_name, owner)
パラメータ:
- request_name: リクエストの名前。
- owner: このフィールドは、オブジェクトの所有者を示します。このフィールドがない場合、現在のスキーマ所有者が使用されます。
例
この例では、ジョブ・ステータスを表示できます:
adp.Insight.get_job_status('REQUEST_INSIGHT_1')
// Output
{
"insight_job_status": "COMPLETED",
"progress_msg": " ",
"error_msg": null
}
グラフ詳細の取得プロシージャプロット可能なデータのJSONディクショナリを返します。
結果は、次の2つのフィールドで構成されます:
itemには、インサイトの全体的な情報(description、XAXIS、measure、insight_type_label、visualization_condition、source_object)が含まれます
queryには、プロットに関する情報が含まれ、labels、actualsおよびestimatesの3つのリストがあります
Insight.get_graph_details(name, id, count, query_manipulation,
owner)
パラメータ:
- name: インサイトの名前。
- id: ビジュアライゼーションID。
- count: 示された値の数
- query_manipulation: Noneでない場合、カーソル・タイプおよび総計フィールドを問合せに追加します。
- owner: このフィールドは、オブジェクトの所有者を示します。このフィールドがない場合、現在のスキーマ所有者が使用されます。
例
この例では、グラフをプロットするためのデータを取得できます:
adp.Insight.get_graph_details("INSIGHT_62", 199, 5, True)
Output:
{
"items": {
"description": "COUNTRY.2",
"XAXIS": "FORECST",
"measure": "ACTUAL",
"insight_type_label": "Expected",
"visualization_condition": "COUNTRY.2",
"source_object": "C0"
},
"query": {
"labels": [
"01:[66.7-1590]",
"02:[829-2350]",
"04:[2350-3870]",
"06:[3870-5390]",
"07:[4630-6150]"
],
"actuals": [
2200,
6200,
24600,
26600,
14200
],
"estimates": [
2671.105013588167,
4830.820533674098,
7135.506976989193,
24772.963909661587,
22121.48462234561
]
}
}