Data Sharingとは
Data Sharingにより、顧客はビジネスを改善し、新しい機会を開拓できます。
データ共有シナリオ:
- 1つの組織が複数の事業部門(LOB)間でデータを共有
たとえば、人事部門は、コスト分析のために統計的な従業員データを財務部門と共有できます。
- Business to Business (B2B)
たとえば、小売業者は、地域の売上と在庫のデータをサプライヤと共有して、サプライヤの生産ラインと場所を改善できます。
- Business to Customers (B2C)
たとえば、レストランでは、過去の時間ベースのビジネス・パターンを共有し、顧客が予約を計画できるようにします。
Oracle Data Sharingには、次の共有オプションがあります:
- バージョン管理されたデータ共有
このタイプの共有では、データは共有、公開され、スナップショットで既知のとおりに定義されています。公開時に、ツールはデータ共有を生成し、指定されたバケットにParquetファイルとして格納します。受信者は、オブジェクト・ストア内の共有に直接アクセスできます。「オブジェクト・ストレージを使用したデータ・バージョンの共有」を参照してください。
- ライブ・データ共有
このタイプの共有では、受信者は、プロデューサが所有しているリモートOracle表またはビューからのデータに直接アクセスします。このタイプの共有では、受信者に最新のデータが提供されます。このモードの利点は、問合せ時点でデータが最新であることです。「直接接続を使用したライブ・データの共有」を参照してください。
データ共有ツールの使用方法および制限の詳細は、データ共有ツールを参照してください。