「スケジュール・チェック・レポート」ダイアログ・ボックスの「負のラグ - ラグ期間が0より少ない関係」セクション

概要

このセクションでは、負のラグがある関係を識別します。負のラグはクリティカル・パスに影響を与え、合計フロートを変形させる可能性があります。アクティビティ期間が変更されると、負のラグのあるアクティビティは非現実的にスケジュールされる可能性があります。負のラグを使用すると、重複する複数のアクティビティをスケジュールできます。たとえば、排水溝の掘削時には、作業員が、排水溝の完了部分にパイプを配置する作業を進めながら、一方で、排水溝の残りの掘削を進めていきます。負のラグによる変形を回避するには、「終了-開始」関係で負のラグを使用せずに、「開始-開始」関係で正のラグを使用することを考慮します。

チェックされるのは、開示中プロジェクトの内部リンクと外部リンクのサブセットのみです。両方とも実績終了日があるアクティビティ間のリンクは、負のラグがあるかどうかのチェック対象になるリンクのリストを作成するためのサブセットからは除外されます。実際の割合は、チェックで一致が検出されたリンク数を、チェック対象のサブセット・リンクの総数で除算して計算されます。

画面要素

「先行プロジェクトID」フィールド

チェックに失敗した先行アクティビティが含まれているプロジェクトの識別コード。先行プロジェクトを表示するにはこのリンクをクリックします。

「先行アクティビティID」フィールド

チェックに失敗した先行アクティビティの識別コード。先行アクティビティを表示するにはこのリンクをクリックします。

「先行アクティビティ詳細記述」フィールド

先行アクティビティに関する簡潔な詳細記述。先行アクティビティを表示するにはこのリンクをクリックします。

「関係タイプ」フィールド

2つのアクティビティ間の関係のタイプ。

有効な値は、次のとおりです。

終了-開始: 先行作業が終了するまで、後続アクティビティを開始できません。

終了-終了: 先行作業が終了するまで、後続アクティビティを終了できません。

開始-開始: 先行作業が開始するまで、後続アクティビティを開始できません。

開始-終了: 先行作業が開始するまで、後続アクティビティを終了できません。

「ラグ期間(時間)」フィールド

アクティビティの開始または終了と、先行作業または後続作業の開始または終了との間の時間。

「後続プロジェクトID」フィールド

後続アクティビティが含まれているプロジェクトの識別コード。後続プロジェクトを表示するにはこのリンクをクリックします。

「後続アクティビティID」フィールド

後続アクティビティの識別コード。後続アクティビティを表示するにはこのリンクをクリックします。

「後続アクティビティ詳細記述」フィールド

後続アクティビティに関する簡潔な詳細記述。後続アクティビティを表示するにはこのリンクをクリックします。

操作方法

  1. 「プロジェクト」をクリックします。
  2. 「プロジェクト」ナビゲーション・バーで、「アクティビティ」をクリックします。
    1. 「アクション」メニューをクリックして「スケジュールのチェック」を選択し、「レポートの表示」を選択します。


最終発行 2024年7月2日