発行サービスについて
レポートを生成するには、またはP6の一部のエリアのデータを表示するには、データをリフレッシュし、正確に配置したテーブルおよびフィールドで計算を実行する必要があります。「発行サービス」は、可能なかぎりリアルタイムに近いデータを収集および計算してこれらのニーズに対処します。このようにするには、これらの機能に使用される特定のテーブルにデータを発行するようにP6を構成します。管理者は、データを発行する前に発行サービスの設定を構成する必要があります。レポートについて、発行されるデータのタイプによっては、レポートを生成するためにP6のテーブルを引き続き使用でき、またはP6とレポート・テーブルの組合せをレポートの生成に使用できます。
組織のP6 EPPM発行済データには2つのカテゴリ: プロジェクト・データとグローバル・データがあります。
- 発行済プロジェクト・データには、集計、計算および監査データを含むプロジェクトに関するすべての情報が含まれます。発行済データを使用するほとんどのページで、発行済プロジェクト・データが使用されます。
「EPS」または「アクティビティ」ページの「アクション」メニューにある「プロジェクトの発行」項目を使用して、アドホック・ベースでプロジェクト・データを発行し、プロジェクトが変更された量に基づいてP6に自動発行を許可するか、プロジェクト・データを自動的に発行するようにサービスをスケジュールできます。
- 発行済グローバル・データには、プロジェクトのエンタープライズ・データ(コードやUDFなど)、アクティビティ(コードやUDFなど)、リソース、カレンダ、およびエンタープライズ・データ・ディクショナリおよびセキュリティ・データが含まれます。レポートでは、発行済グローバル・データおよび発行済プロジェクト・データが使用されます。
グローバル・データは、通常は自動的に実行するようにスケジュールされているサービスによって発行されます。
P6では、発行が有効なすべてのプロジェクトが追跡され、プロジェクトに加えられた変更の数およびそのデータの最終発行からの時間に基づいて各プロジェクトがいつ発行されるかが決定されます。「アプリケーションの設定」の「サービス」ページでこのプロセスをガイドする設定を構成できます。
- 変更済プロジェクトの発行タイミング... 変更数が次を超過: P6では、プロジェクト自体、およびそのWBS、アクティビティ、関係、リソースおよびロール割当、リスク、プロジェクト・コード、アクティビティ・コードおよびUDFに対する変更の結合された数が追跡されます。
- 変更済プロジェクトの発行タイミング... 最後の発行が超過してからの時間: P6では、プロジェクトの最後の発行がいつであったか、およびその期間が最後の発行からの時間設定を超過しているかどうかも考慮されます。
これらの2つの設定の規定により、両方の変更数が十分に大きく、発行済データが十分に古い場合、P6によってデータを発行するジョブが作成されます。
注意: P6では、常にどれほど多くのジョブが作成された場合でも、ジョブの発行によってシステム・パフォーマンスを損なうことがないようにチェックが実施されています。
関連トピック
最終発行 2025年5月14日