「ユーザー」ページの「モジュール・アクセス」詳細ウィンドウ
概要
この詳細ウィンドウでは、選択したユーザーにモジュール・アクセス権を割り当てます。ユーザーは、次のいずれかのモジュール・アクセス・オプションを選択していない場合、P6にログインできません: 「プロジェクト」、「ポートフォリオ」、「リソース」、「貢献者」または「エンタープライズ・レポート」。ユーザーがP6 Professional、Analytics、「チーム・メンバー・インタフェース」、P6 Integration APIまたはP6 EPPM Web Servicesライセンスのみを持っている場合、有効なライセンスがないことを示すメッセージが表示されます。
画面要素
「モジュール」フィールド
各モジュールの名前。モジュールは、P6 EPPMスイートのコンポーネントまたは個別のロール・ベース機能を表します。
「アクセス」オプション
対応する各モジュールへのアクセス権を付与するかどうかを決定します。
「貢献者」オプション
「ダッシュボード」セクションや「プロジェクト」セクション(「アクティビティ」ページ)など、P6への制限されたユーザー・アクセス権を決定します。ユーザー・インタフェース画面では、「アクティビティ編集」タブのオプションのみが貢献者に適用されます。P6機能へのアクセスは、ユーザーのOBSアクセス権およびプロジェクトとの関係、つまり、ユーザーがアクティビティにリソースとして割り当てられているか、アクティビティ・オーナとして指定されているかによって決まります。「貢献者」モジュール・アクセス権を選択するためには、他のすべてのモジュール・アクセス・オプションをクリアする必要があります。反対に、他のモジュール・アクセス・オプションを選択するためには、「貢献者」モジュール・アクセス権をクリアする必要があります。
「エンタープライズ・レポート」オプション
P6の「レポート」セクションへのユーザー・アクセスを決定します。このモジュール・アクセス・オプションを選択することで、P6 EPPMユーザーはレポートを実行できるようになります。
注意: レポートのセキュリティは、レポートの実行時に適用されます。セキュリティの詳細は、P6 EPPM Oracle Analytics Publisher構成ガイドを参照してください。
「統合API」オプション
Javaを介したP6 Integration API経由でPMDBデータベースにログインするユーザーのアクセス権を決定します。
「P6分析」オプション
Oracle Business Intelligenceを介したStarデータベースのみへのユーザー・アクセス権を決定します。このモジュール・アクセス・オプションを選択することで、Oracleデータベース・ユーザー名の要件を満たすユーザー名であるかぎり、P6 EPPMユーザーに対してStarユーザーが作成されます。たとえば、P6 EPPMユーザー名が文字以外で開始している場合、Starユーザーは作成されません。Starユーザーが作成されると、ユーザーはOracle Business Intelligenceダッシュボード・アプリケーションにアクセスできます。
P6 Professionalのオプション
P6 Professionalへのユーザー・アクセス権を決定します。
「ポートフォリオ」オプション
P6の「ポートフォリオ」セクション、「プロジェクト・パフォーマンス」のポートレット、「ダッシュボード」セクションの「ポートフォリオ画面」ポートレット、ドキュメント管理機能(コンテンツ・リポジトリが設定されている場合)およびワークフロー機能(BPMとの統合が設定されている場合)へのユーザー・アクセス権を決定します。
「プロジェクト」オプション
P6の「プロジェクト」セクション、「ダッシュボード」セクションの「プロジェクト・パフォーマンス」ポートレット、ドキュメント管理機能(コンテンツ・リポジトリが設定されている場合)、およびワークフロー機能(BPMとの統合が設定されている場合)へのユーザー・アクセス権を決定します。
「リソース」オプション
P6の「リソース」セクション、「ダッシュボード」セクションの「リソース」ポートレット、ドキュメント管理機能(コンテンツ・リポジトリが設定されている場合)およびワークフロー機能(BPMとの統合が設定されている場合)へのユーザー・アクセス権を決定します。
「チーム・メンバー」オプション
P6 for AndroidおよびP6 for iOSモバイル・アプリケーション、およびP6 Team Memberインタフェース(P6 Team Member WebおよびEmail Statusing Service)へのユーザー・アクセス権を決定します。iPhoneでは、すべてのモジュールにおいて、Email Statusing Service、P6 for AndroidおよびP6 for iOSへのアクセス権が提供されますが、iPadでは、P6 Team Member WebおよびP6 for iOSへのアクセス権は、「チーム・メンバー・インタフェース」モジュール・アクセス・オプションにかぎり提供されます。
「タイムシート」オプション
P6 Team Memberの「タイムシート」へのユーザー・アクセスを決定します。
「Visualizer」オプション
Visualizerへのユーザー・アクセスを決定します。
「Webサービス」オプション
XML、SOAP、WSDLなどのオープン・スタンダードを使用するP6 EPPM Web Servicesへのユーザー・アクセス権を決定します。これによって、P6 EPPMの機能が他のアプリケーションにシームレスに統合されます。P6 EPPM Web Servicesを使用することで、組織では、オペレーティング・システムやプログラミング言語に関係なく、P6 EPPMデータをアプリケーション間で共有できます。
操作方法
- 「管理」をクリックします。
- 「管理」ナビゲーション・バーで、「ユーザー管理」をクリックします。
- 「ユーザー管理」ページで、「ユーザー」をクリックします。
- 「ユーザー」ページで、「モジュール・アクセス」詳細ウィンドウをクリックします。
最終発行 2024年7月2日