「スケジュールのチェック」ダイアログ・ボックス

「スケジュールのチェック」ダイアログ・ボックスを使用して、スケジュールの潜在的な課題を表示します。

次からスケジュールのチェック・パラメータを使用: 複数のプロジェクトが開いている場合は、スケジュールをチェックするときに使用するプロジェクト・スケジュールのチェック・オプションを選択します。

ロジック - アクティビティに先行/後続作業なし: オンにすると、先行作業または後続作業がないアクティビティの割合を分析します。この分析では、開始済アクティビティと開始マイルストンには先行作業は必要ありません。完了したアクティビティとWBSサマリー・アクティビティは、この分析には含まれません。先行作業または後続作業がないアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

負のラグ - ラグ期間が0より少ない関係: オンにすると、ラグ期間がゼロより少ない関係の割合を分析します。完了したアクティビティ間の関係は、この分析には含まれません。負のラグがある関係の受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

ラグ - ラグ期間が正の関係: オンにすると、正のラグがある関係の割合を分析します。完了したアクティビティ間の関係は、この分析には含まれません。ラグがある関係の受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

長いラグ - ラグ期間が次より長い関係: オンにすると、指定した値よりラグ期間が長い関係の割合を分析します。値は分、時間、日、週、月または年で指定できますが、期間は「期間稼働時間」設定に従って時間に変換されます。完了したアクティビティ間の関係は、この分析には含まれません。指定した値を超えるラグ期間がある関係の受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

関係タイプ - 大部分の関係は終了-開始である必要があります: オンにすると、関係タイプを分析します。完了したアクティビティ間の関係は、この分析には含まれません。「終了-開始」の関係タイプを必要とする関係の受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

ハード制約 - アクティビティの移動を阻止する制約: オンにすると、スケジュール・ロジックに従ったアクティビティ期間の再計算を阻止する制約が適用されているアクティビティの割合を分析します。ハード制約は、「必須開始」、「指定日に開始」、「必須終了」および「指定日に終了」です。完了したアクティビティ、WBSサマリー・アクティビティ、工程依存アクティビティ、および開始済アクティビティに適用された開始制約は、この分析には含まれません。ハード制約が適用されるアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

ソフト制約 - アクティビティの移動を阻止しない制約: オンにすると、スケジュール・ロジックに従ったアクティビティ期間の再計算を阻止しない制約が適用されているアクティビティの割合を分析します。ソフト制約は、「指定日以前に開始」、「指定日以降に開始」、「指定日以前に終了」、「指定日以降に終了」および「最遅着手」です。完了したアクティビティ、WBSサマリー・アクティビティ、工程依存アクティビティ、および開始済アクティビティの開始制約は、この分析には含まれません。ソフト制約が適用されるアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

大規模フロート - 合計フロートが次を超えるアクティビティ: オンにすると、スケジューラによって計算されたフロート期間が指定した値より大きいアクティビティの割合を分析します。完了したアクティビティ、WBSサマリー・アクティビティおよび工程依存アクティビティは、この分析には含まれません。指定した値を超えるフロート期間があるアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

負のフロート - 合計フロートが0より少ないアクティビティ: オンにすると、スケジューラによって計算されたフロート期間がゼロより少ないアクティビティの割合を分析します。これらのアクティビティは、訂正処理が実施されない場合、プロジェクトの終了日が遅延する可能性があります。完了したアクティビティ、WBSサマリー・アクティビティおよび工程依存アクティビティは、この分析には含まれません。負のフロートがあるアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

大規模期間 - 残余期間が次を超えるアクティビティ: オンにすると、指定した値より残余期間が長いアクティビティの割合を分析します。完了したアクティビティ、WBSサマリー・アクティビティおよび工程依存アクティビティは、この分析には含まれません。大規模な残余期間があるアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

無効な進捗日 - 進捗日が無効なアクティビティ: オンにすると、進捗日が無効なアクティビティの割合を分析します。未開始アクティビティの無効な日付は、計算日より前の開始日です。進行中アクティビティの無効な日付は、計算日より前の残最早開始日または計算日より後の実績開始日です。完了したアクティビティの無効な日付は、計算日より後の実績終了日です。実績終了日が計算日より前の完了したアクティビティ、WBSサマリー・アクティビティおよび工程依存アクティビティは、この分析には含まれません。進捗日が無効なアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

リソース/コスト - 経費もリソースも割り当てられていないアクティビティ: オンにすると、リソース、ロールおよび経費が1つも割り当てられていないアクティビティの割合を分析します。これらのアクティビティは、プロジェクト・コストの誤算につながる可能性があります。リソースまたは経費にコストが割り当てられているかどうかに関係なく、少なくとも1つのリソース、ロールまたは経費が割り当てられている場合、アクティビティはこのテストに合格したと見なされます。マイルストン、WBSサマリー・アクティビティおよび工程依存アクティビティは、この分析には含まれません。リソースまたは経費が割り当てられていないアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

最遅アクティビティ - プロジェクト・ベースラインより後に終了するようスケジュールされたアクティビティ: オンにすると、プロジェクト・ベースラインの対応するアクティビティより後に終了するようにスケジュールされたアクティビティの割合を分析します。アクティビティにプロジェクト・ベースラインの対応するアクティビティがない場合、残最早終了日が計画終了日より後のアクティビティはこのテストに不合格と見なされます。マイルストン、WBSサマリー・アクティビティおよび工程依存アクティビティは、この分析には含まれません。ベースライン終了日より後に終了するようにスケジュールされたアクティビティ、または対応するベースライン・アクティビティがないアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットを指定します。

BEI - ベースライン実行指数: オンにすると、プロジェクトで完了したアクティビティ数を、開示中のプロジェクトの計算日より前に終了すると計算されたベースライン・アクティビティ数と比較して分析します。開示中プロジェクトの未開始アクティビティ、進行中アクティビティ、マイルストン、WBSサマリー・アクティビティおよび工程依存アクティビティは、この分析には含まれません。プロジェクト・ベースラインでは、マイルストン、WBSサマリー・アクティビティ、工程依存アクティビティおよび終了日が開示中プロジェクトの計算日より後のアクティビティは、この分析には含まれません。終了予定が開示中プロジェクトの現行計算日より前のベースライン・アクティビティと比較した、開示中プロジェクトの完了したアクティビティの受入れ可能な割合のターゲットをパーセントで指定します。

レポートの保存先: 生成されたレポートを保存するファイル名を入力または選択します。

既存の上書き: オンにすると、ファイルがすでに存在する場合でも選択したファイル名にレポートが保存されます。このオプションが選択されていない場合に、その名前のファイルがその場所にすでにあるときは、タイムスタンプがレポート名に追加されます。

「取消」:変更を保存せずにアクションを終了します。

保存: 構成した設定を、「次からスケジュールのチェック・パラメータを使用」フィールドで選択したプロジェクトの構成として保存します。各プロジェクトには、これらの設定の独自の構成を保持できます。

スケジュールのチェック: 構成した設定を保存し、スケジュールのチェック分析を開始し、指定した場所にレポートを作成し、個別のウィンドウにレポートを開きます。

デフォルト: すべてのチェックをデフォルト値に戻します。

「ヘルプ」:このダイアログ・ボックスのP6 Professionalヘルプを開きます。



最終発行 2024年7月2日