アクティビティ・ネットワーク
アクティビティ・ネットワークは、ワーク・ブレークダウン・ストラクチャ(WBS)に従って、プロジェクトをアクティビティと関係の図表にして表示します。アクティビティ・ボックスが赤枠のアクティビティは、クリティカル・アクティビティです。アクティビティ・ボックス間を接続するラインは、アクティビティ関係を表します。
アクティビティの表示方法、アクティビティ・ボックスの内容、アクティビティ間の空間配分などアクティビティ・ネットワークをほぼすべての面で管理できます。
「アクティビティ・ネットワーク」レイアウトの左側のウィンドウには、選択されているグループ化オプションに関わらず、常にWBS階層が表示されます。右側のウィンドウには、選択されたWBS要素に割り当てられているアクティビティが表示されます。WBS以外のグループ化オプションを指定した場合、「アクティビティ・ネットワーク」レイアウトの右側のウィンドウでは、指定したアクティビティ・データ・アイテム(たとえば、プロジェクト・ステータスや完了時予算など)に応じて、選択されたWBS要素のアクティビティがグループ化されて表示されます。
「アクティビティ・ネットワーク」レイアウトをコンピュータに保存して、別のプロジェクト・ユーザーにEメールで送信したり、後で使用したりすることができます。
「アクティビティ・ネットワーク」を表示するには、以下の手順を実行します。
「アクティビティ」ウィンドウをアクティブにし、以下のいずれかを実行します。
- 「上部レイアウト」ツールバーでをクリックします。
- 「レイアウト」バーをクリックし、「上部表示」、「アクティビティ・ネットワーク」を選択します。
- 「表示」メニューから、「上部表示」、「アクティビティ・ネットワーク」を選択します。
- 「アクティビティ・ネットワーク」レイアウトを使用して以下の作業を行えます。
- プロジェクトを通してアクティビティ間の関係および作業の流れを簡単に表示する。
- アクティビティ、先行作業、および後続作業を吟味し、編集する。
- 有効な関係パスに注目する。
- アクティビティの開始と終了を一目で判断する。
「アクティビティ・ネットワーク」レイアウトをより効果的に使用するために、以下の操作が行えます。
- 「アクティビティ・ネットワーク」のテンプレートを変更して、さまざまなアクティビティ情報や異なるレベルの詳細を表示する。
- 「アクティビティ・ネットワーク」内で右クリックしてコマンドを選択することによって、表示される情報やデータの形式を変更する。
- 「アクティビティ・ネットワーク」レイアウトと「トレース・ロジック」レイアウトを同時に表示して、特定のアクティビティの流れに注目する。
ヒント
- アクティビティ関係を編集または解除するには、変更したい接続を表すラインをダブル・クリックし、表示されるダイアログ・ボックスに新しい情報を入力します。
- アクティビティのIDや名前を表示するには、詳細を表示したいアクティビティの上にマウスのポインタを置きます。
- ズーム・インするには、Altキーを押しながら「アクティビティ・ネットワーク」レイアウト内をクリックし、マウス・ボタンを押したままポインタを下方向にドラッグします。ズーム・アウトするには、Altキーを押しながら「アクティビティ・ネットワーク」レイアウト内をクリックし、マウス・ボタンを押したままポインタを上方向にドラッグします。「アクティビティ・ネットワーク」テーブル内の任意の場所を右クリックすると、追加オプションのメニューが表示されます。
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最終発行 2024年7月2日