リソース・セキュリティの実装(P6 Professionalのみ)
組織にリソース・セキュリティを実装する前に、P6 Professionalでリソース・アクセスを制限することの影響を認識していることが必要です。制限付きリソース・アクセスを持つユーザーは、次に示す主な領域において機能に影響を受ける場合があります。
リソース表示
リソース・セキュリティが有効な場合、「リソース表示」の「フィルタ」オプションに次のリソースが表示されます。
- 全アクティブ・リソース
階層でユーザーがアクセス権を持つすべてのアクティブ・リソースを表示します。ユーザーのリソース最上位ノード外にある現行プロジェクト・リソースは表示されません。 - 全リソース
階層でユーザーがアクセス権を持つすべてのリソースを表示します。ユーザーのリソース最上位ノード外にある現行プロジェクト・リソースは表示されません。 - 現行プロジェクトのリソース
アクセス権がある現行プロジェクト・リソースのみ表示します。つまり、最上位リソース・ノードの下に位置する現行プロジェクト・リソースです。(アクセスできないリソースは、現行プロジェクト・リソースであっても、表示されません。)
「リソース割当」画面
「リソース割当」画面では、現行プロジェクト・リソースがユーザーの最上位ノード下になくても、すべての現行プロジェクト・リソースにアクセスできます。適切な権限がある場合は、割当を変更したり、新規アクティビティに任意のリソースを再割当できます。
リソース/プロジェクトのインポートとエクスポート
ユーザーがリソース・アクセス権を持たない場合、新規リソースまたはアクティビティ・リソース割当、あるいは新規リソースに関連付けられた問題はインポートできません。ユーザーが制限されたリソース・アクセス権を持つ場合、新規リソースは最上位ノードの下にインポートされ、アクセス権を持つ場合にのみ既存のリソースを更新できます。
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最終発行 2024年7月2日