リソース・セキュリティについて
P6 ProfessionalがP6 EPPMデータベースに接続している場合、管理者は、P6を使用してリソース情報へのユーザーのアクセスを制限できます。
P6 ProfessionalがP6 Professionalデータベースに接続している場合、管理者は、リソース情報へのユーザーのアクセスを制限できます。
管理者は、各ユーザーのリソース・セキュリティを有効または無効にできます。リソース・セキュリティが無効の場合、ユーザーはすべてのリソースにアクセスできます。リソース・セキュリティが有効な場合、ユーザーはどのリソースにもアクセスできないか、またはリソース階層の選択された部分にアクセスできます。
注意: 個人情報(PI)は、P6 EPPMのこの領域に保存できます。
管理者は、アプリケーション管理者ガイドの「同意通知」の項を参照してください。P6 EPPMの他のすべてのユーザーは、ヘルプの「同意通知」の項を参照してください。
リソース・セキュリティの機能
リソース・セキュリティを有効にするには、管理者がリソース階層内の1つ以上のリソース・ノードに各ユーザーを割り当てます。これらがユーザーの最上位ノードになります。リソース階層内のそれぞれの最上位ノードの位置によって、ユーザーがアクセスできるリソースが決まります。リソース・ノードに割り当てられると、ユーザーは最上位ノードとそのすべての子にアクセスできます。
管理者は、各ユーザーに以下のアクセス権を付与できます。
- 「全リソース」
ユーザーは、制限なくすべてのリソースにアクセスできます。このオプションによって、リソース・セキュリティを無効にできます。
管理スーパーユーザーの場合、リソース・セキュリティのアクセス設定は無視され、常に「全リソース」アクセス権が付与されます。 - 「リソースなし」
ユーザーは、どのリソースにもアクセスできません。新規ユーザーには、デフォルトでこのリソース・アクセスが付与されます。新規ユーザーには、既定でこのリソース・アクセスが付与されます。また、リソースがリソース階層構造から削除された場合、削除されたリソースに割り当てられていたユーザーは、自動的にどのリソースにもアクセスできなくなります。
ユーザーにリソース・アクセス権がない場合、リソース関連のグローバル権限がすべて無視されます。 - リソース・ノード(「選択リソース」)
ユーザーは、割り当てられたリソース・ノードおよびそれらの子にアクセスできます。
注意
- P6 EPPMデータベースに接続している場合: リソース・セキュリティを管理するために、適切なグローバル権限が必要です。
P6 Professionalデータベースに接続している場合: リソース・セキュリティを管理するために、「ユーザーの追加/編集/削除」権限が必要です。
- 「リソース割当」ウィンドウでは、現行プロジェクトのリソースにアクセスできます。
例
以下の例は、様々なリソース・ノードに割り当てられているユーザーにリソース・セキュリティを適用する方法を示しています。
Shannon Zhuには、最上位リソース「IT - Information Technology Group」が割り当てられ、制限付きアクセス権が付与されています。Shannonには、リソース辞書内のリソース「IT」、「MathiasL」、「RiceB」、「LiR」、「AbrahamM」、「WrenJ」、「AndersonG」、「SharpeD」、「VincentI」、「ChopraA」、「BennettC」、「ZhuS」、「SinghD」、「CharlesM」、「LaffertyV」、「PaxsonD」および「ITCon」が表示されます。
Vanessa Laffertyには、最上位リソース「AndersonG - Glen Anderson, VP Development」および「CharlesM - Mandy Charles, VP IT Ops」が割り当てられ、制限付きアクセス権が付与されています。Vanessaには、リソース辞書内のリソース「AndersonG」、「SharpeD」、「VincentI」、「ChopraA」、「BennettC」、「ZhuS」、「SinghD」、「CharlesM」、「LaffertyV」、「PaxsonD」および「ITCon」が表示されます。
Roy Liには、リソース・アクセス権が付与されていません。Royは「リソース管理」ページではいずれのリソースも表示できません。Royは、自分がオープンしたプロジェクトに割り当てられているリソースを表示できます。
Lane Mathisには、「全リソース」に対するアクセス権が付与されています。Laneは、リソース辞書全体のリソースすべてを表示できます。
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最終発行 2024年7月2日