複数のリソース・レートを使用する場合のコスト計算
リソース割当の合計コストでは、アクティビティ期間中の単価の変更が考慮されます。
P6 Professionalデータベースに接続している場合: 「リソース」ウィンドウの「工数と単価」タブで、各レート・タイプ(「管理プリファレンス」、「レート・タイプ」で定義)に対する単価を入力します。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: アプリケーション・レベル設定により、コスト配分が一定期間のリソースおよびロール・レートの変更を説明するかどうかを決定します。 「リソース」ウィンドウの「工数と単価」タブで、各レート・タイプ(P6、「アプリケーションの設定」で定義)に対する単価を入力します。
「アクティビティ」ウィンドウの「リソース」タブで、この割当に使用するレート・タイプを選択します。リソース割当のコストは、リソース割当に指定されているレート・タイプに基づきます。
たとえば、3日のアクティビティに1日8時間作業するリソースが1人割り当てられているとします。アクティビティの開始は2002年8月12日月曜日午前8:00で、終了は2002年8月14日水曜日午後5:00です。リソースの単価は、以下のように定義されます。
リソース割当の最初の16時間のコストは$160(16時間x $10.00/時間)です。リソース割当の残りの8時間のコストは$240(8時間x $30.00/時間)です。リソースの合計コストは$400.00($160.00+$240.00)となります。
注意
- タイムシートを使用するシフトがあるリソースを使用する場合、コストはリソースの最初のシフトの単価を使用して計算されます。
- アクティビティの日付を変更した場合、リソース・コストの再計算を実行して、新しい日付に基づいてリソース・コストを更新します。
- 複数のリソース・レートは、アクティビティ稼働集計表やリソース稼働集計表には反映されません。
最終発行 2024年7月2日