「セル」タブ - 「属性」ダイアログ・ボックス
「セル」タブでは、テキスト・セルの内容を指定し、セルの設定を定義します。コンパイル後のレポートにおけるセルの情報の書式を指定し、セルへのHTMLリンクを定義できます。選択したセルがデータ・ソースに含まれている場合、1つ以上のフィルタを適用して、レポートでこのセルにコンパイルする情報を指定できます。
全般設定
「セル・タイプ」:選択したセルから報告される情報のタイプ。以下のセル・タイプを指定できます。
- 「フィールド表題」-指定したフィールド名を複製します。フィールド表題の例として、WBSコードやアクティビティ名があります。
- 「フィールド・データ」-指定したフィールドから情報をコンパイルして報告します。たとえば、「WBSコード」フィールドを参照する「フィールド・データ」セルにはWBSコードが報告されます。
- 「変数」-特定のデータ・ソースやデータ・タイプではなく、レポート全体に関連する情報を報告します。変数タイプの情報の例として、レポート名やページ番号があります。
- 「カスタム・テキスト」-指定したカスタム・テキストを含めます。
セル・タイプを選択できます。
「セル・オブジェクト」:セル・タイプが「フィールド表題」または「フィールド・データ」の場合、このフィールドでは、テキスト・セルに報告されるアクティビティなどの情報カテゴリを定義します。利用可能なセル・オブジェクトのリストは、選択したセルを含むデータ・ソースに対応しています。
「セル・オブジェクト」フィールドに表示される選択項目は、指定したデータ・ソース(テーブル)によって異なります。テーブルがデータベース内の別の1つ以上のテーブルと結合されている場合、選択されたデータ・ソースへのフルパスが表示されます。たとえば、アクティビティ名\ <activity_name> \アクティビティ・コード\プロジェクト\デフォルト・コスト・アカウント\ Parentコスト・アカウントのようになります。
データ・ソースを変更すると、利用可能なフィールド名のリストも変わります。
「セル・オブジェクト」フィールドは、セル・タイプが「変数」または「カスタム・テキスト」のセルには使用できません。
新しいセル・オブジェクトを選択できます。
「セル・フィールド」:セル・タイプが「フィールド表題」または「フィールド・データ」の場合、テキスト・セルが参照する特定のデータベース・フィールド名が表示されます。たとえば、テキスト・セルにアクティビティ名を報告する場合、「セル・オブジェクト」は「アクティビティ」、「セル・フィールド」は「アクティビティ名」にします。利用可能なセル・フィールドのリストは、選択したセルに指定したセル・オブジェクトが反映されます。
新しいフィールドを選択できます。
「セル変数」:セル・タイプが「変数」の場合、選択したセルから報告される変数データ・フィールドが表示されます。新しいフィールドを選択できます。
「カスタム・テキスト」:セル・タイプが「カスタム・テキスト」の場合、選択したセルに入力されたテキストが表示されます。新しいテキストを入力できます。
「セルの整列」:レポートの左右のマージンに対する、選択したセルの位置。以下の方法でセルを整列できます。
- 「なし」-セルを適切な位置にドラッグできます。「なし」を選択した場合、「左」フィールドに左マージンからのセルのインデントを入力できます。
- 「左」-セルをレポートの左マージンに揃えて配置します。「左」を選択した場合、左または右マージンからのセルのインデントを指定することはできません。
- 「右」-セルをレポートの右マージンに揃えて配置します。「右」を選択した場合、左または右マージンからのセルのインデントを指定することはできません。
- 「中央」-行全体にセルを配置します。「中央」を選択した場合、左または右マージンからのセルのインデントを指定することはできません。
整列方法を選択できます。
「テキスト整列」:選択したセルのテキストの、セルの左端および右端に対する水平方向の位置。整列方法を選択できます。
「フォント・スタイル」:選択したセルに表示されるテキストに適用するスタイルの名前。新しいスタイルを選択できます。
「カスタム・フォント」:選択したセルに表示されるテキストのカスタム書式オプションを指定できます。
注意
- 「カスタム・フォント」ボタンは、「フォント・スタイル」リストから「カスタム」を選択した場合のみ使用できます。
「左」:レポートの左マージンからのセルのインデント、すなわちレポートの左マージンからセルの左端までの距離の数値。
セルの整列方法が「左」または「なし」の場合、新しい数値を入力できます。選択したセルの整列方法が「右」または「中央」の場合、左インデントは自動的に設定されます。
「幅」:選択したセルがレポートの左マージンから右マージンまでの間で占める幅または距離の数値。
セルの整列方法が「左」、「右」、または「なし」の場合、新しい数値を入力します。選択したセルの整列方法が「中央」の場合、セルの幅は自動的に設定されます。
「配色」:クリックすると、選択したセルの色を変更できます。
「タイムスケール・タイプ」:時間配布データについて、タイムスケールにわたって報告される集計データの表示方法を選択します。たとえば、タイムスケール間隔ごとや期間合計のみなどを選択できます。
「境界」:クリックすると、セル境界を追加または除去できます。
「フィルタの編集」:データ・ソースに含まれるフィールド・データ・セルについてのみ、クリックして、選択したセルにコンパイルされる情報のフィルタを追加または編集します。
「HTMLリンク」:セルにWebサイトへのリンクを組み込む場合、クリックして、選択したセルのHTMLリンクを定義します。
「タイムスケール内で繰り返し」:オンにすると、表示されたレポートに時間配布が組み込まれます。この機能では、「レポート」タブで選択したタイムスケール・オプションに従って情報がコンパイルされます。このオプションは、工数やコストを報告するフィールドなど、時間配布データを報告するフィールドでのみ使用できます。
「セル・テキストの書式」:オンにすると、レポート内の該当する箇所に通貨、時間、およびパーセントのシンボルが表示されます。たとえば、このオプションを選択しない場合、1000労務工数時間は単に1000と表示されます。選択した場合は、値にhが追加されて1000hと表示されます。
「セルのインデント」:オンにすると、選択したセルに報告された情報をインデントして階層レベルを示すことができます。
最終発行 2024年7月2日