ロール制限の定義
「制限値」タブを使用して、ロールに使用できる数量(制限値)を指定します。制限値を設定すると、リソース/ロール稼働プロファイルのチャートやヒストグラムで、制限および割当超過工数をさまざまな色で表示できるため、ロールの超過領域をすばやく特定できます。各ロールについてロール制限をいくつでも定義できますが、発効日を一意にする必要があります。ロール制限を定義するには、以下の手順を実行します。
- 「エンタープライズ」、「ロール」を選択します。
- 制限を定義するロールを選択し、「工数と単価」タブをクリックします。「ロール」ダイアログ・ボックスにタブが表示されない場合、「表示オプション」バーをクリックし、「ロール詳細」を選択します。
- 「ロール」ダイアログ・ボックスの一番下にある「追加」をクリックします。
- 「発効日」列をダブル・クリックしてから「ブラウズ」ボタンをクリックし、制限を有効にする日付を選択します。
- 「最大単位工数」列で、ロールの割当制限値を、リソース単位工数のユーザー・プリファレンス設定(「ユーザー・プリファレンス」の「期間単位」タブで指定)に応じて工数値またはパーセンテージで入力します。
任意の時間単位および期間単位で値を入力できますが、モジュールにより自動的に値がデフォルトの単位/期間書式(「ユーザー・プリファレンス」、「期間単位」で指定)に変換されます。
ヒント
- デフォルトでは、各ロールのプライマリ・リソースに対して定義されている制限に基づいてロール制限が計算されますが、その場合、ロールの計画割当が正確に反映されない場合があります。P6 Professionalでは、「ユーザー・プリファレンス」、「リソース分析」タブで、ロール制限の計算時にアクティブ・リソースのみを考慮するか、定義したカスタム・ロール制限に基づいてロール制限を表示するかを選択できます。
最終発行 2024年7月2日