カレンダの「財務期間」ダイアログ・ボックス(P6 Professionalのみ)
「財務期間」ダイアログ・ボックスでは、財務期間カレンダの財務期間を表示または定義します。ユーザーは、プロジェクトに割り当てられた財務期間カレンダに含まれている事前に定義された期間のプロジェクトについて期間パフォーマンス(過去期間実績)を保存できます。
「財務期間」ダイアログ・ボックスの列、フィールドおよびボタンに関する説明を次に示します。
財務期間でのバッチ作成
最終決算期終了日: カレンダに格納されている最新の期間終了日が表示されます。このフィールドは読取専用です。
バッチ開始日: 財務期間のバッチを開始する日付を選択します。「財務期間」セクションの選択項目に応じてバッチを作成した後、このフィールドの日付はモジュールにより(必要に応じて)調整されます。
バッチ終了日: 財務期間のバッチを終了する日付を選択します。「財務期間」セクションの選択項目に応じてバッチを作成した後、このフィールドの日付はモジュールにより(必要に応じて)調整されます。
財務期間: 選択すると、バッチの各財務期間を「n週間毎」または「nか月毎」(nは週または月の数)の長さに設定でき、「毎年」を選択すると、各期間を1年間に設定できます。
期間最終日: 「n週間毎」を選択した場合は、各財務期間が終了する曜日を選択します。「nか月毎」を選択した場合、このフィールドは無効になります。(毎月の終了日は月の最後の日になります。)「毎年」を選択した場合は、財務期間のバッチが終了する月を選択します。
バッチ作成: 選択項目に基づいて財務期間を作成します。
表示
期間名: 期間の一意の識別子。新しい財務期間を作成すると、期間の開始日がデフォルトの名前になります。名前をクリックすると編集できます。
開始日: 期間の開始日。このフィールドは編集できません。
終了日: 期間の終了日。このフィールドは編集できません。
追加: クリックすると、新規期間の開始日と終了日を指定できる「財務期間タイムスケールの選択」ダイアログ・ボックスが開きます。このダイアログ・ボックスが開いたときには、デフォルトの開始日が前の期間の終了日の次の日に、デフォルトの終了日がその7日後に設定されています。
注意: 期間の開始日および終了日が、既存の期間の開始日および終了日と重ならないようにしてください。
ヒント
- 日次財務期間を作成するには、期間の「開始日」および「終了日」と同じ日付を入力するか選択します。
- 財務期間を作成する場合、デフォルトの名前はYYYY-MM-DD (2004-04-01など)です。財務期間が正しい順序で表示されるようにするには(「列」ダイアログ・ボックス内など)、デフォルトの名前を使用するか、名前の先頭に文字または数字を追加する必要があります(1会計月、2会計月など)。「期間名」列の期間をクリックすると、名前を編集できます。
組織がアクティビティおよびリソースのデータを財務期間ごとに集計する場合に、データベース内の(格納中のプロジェクトを含む)すべてのプロジェクト・データが集計されるようにするには、カレンダに割り当てられているすべてのプロジェクトの日付範囲にまたがる財務期間を作成する必要があります。たとえば、カレンダに割り当てられている最も古いプロジェクトの開始日が2001年10月1日の場合、財務期間は、2001年10月1日またはそれ以前の日付で開始する必要があります。
注意
- 期間はすべて午前0時に開始され、午後11:59に終了します。
- 財務期間辞書の財務期間を追加、編集、または削除するには、「財務期間カレンダの追加/編集/削除」グローバル権限が必要です。
- 財務期間を作成した後に財務期間の開始日と終了日を変更することはできません。期間の開始日と終了日を変更するには、財務期間を削除してから、適切な日付で新しい期間を作成します。
- 「財務期間」ダイアログ・ボックスでデータを追加または編集するには、「財務期間カレンダの追加/編集/削除」グローバル権限が必要です。
最終発行 2024年7月2日