リモート・プロジェクトの管理
プロジェクトを「チェックアウト」して、リモートでプロジェクト・データの更新作業を行えます。チェックアウトしたプロジェクトは、チェックインされるまで変更できません。プロジェクトをチェックインする以外に、インポート・ウィザードを使用して既存のプロジェクトをリモートのコピーで置換することもできます。
P6 EPPMで作業している場合は、XMLファイルとローカル・データベースのどちらにチェックアウトするかを選択できます。ローカル・データベースへのチェックアウトを選択した場合は、P6 EPPMから初めてプロジェクトをチェックアウトするときに、新規ローカル・データベースが作成されます。チェックアウトするたびに、ローカルデータベースは上書きされます。同じEPPMデータベースから追加のプロジェクトをチェックアウトする場合は、作業が失われるのを防ぐために、プロジェクトを再びチェックインして戻した後に行います。2つ以上のEPPMデータベースに接続する場合、プロジェクトをローカル・データベースにチェックアウトすると、EPPMデータベースごとに別個のローカル・データベースが作成されます。
オフラインで作業する必要があるプロジェクトをチェックアウトした後は、ローカル・データベースにログインします。プロジェクトをチェックアウトしている間、他のユーザーはそのプロジェクトをEPPMデータベースで開くことはできますが、変更することはできません。プロジェクトのオフラインでの更新が完了したら、他のユーザーがそのプロジェクトで作業できるように、EPPMデータベースにチェックインして戻します。
ローカル・データベースにチェックアウトする場合:
- プロジェクトとともにベースラインをチェックアウトすることはできません。
- ユーザーのセキュリティ設定はチェックアウトしたプロジェクトに適用されません。セキュリティ・プロファイルによってユーザーが参照できないデータを含む、プロジェクトのすべてのデータがローカル・データベースにエクスポートされます。
- ローカル・データベースからのチェックインの処理中にエラーが発生した場合、データはインポートされません。
- ローカル・データベースからのチェックインでは、インポート中に管理プリファレンスの制限が適用されないため、無効なデータがインポートされる可能性があります。たとえば、管理プリファレンスで指定されているコード長を超えるコードもインポートされます。
- プロジェクトをチェックインする際、プロジェクトのカレンダ・データはマージされずに置換されます。グローバル・カレンダ・データはインポートされません。
- ローカル・データベースからプロジェクトをチェックインする際、リソース・セキュリティが考慮されないため、プロジェクトをチェックインするユーザーにリソースを表示する権限がなくても、リソースがプロジェクトに割り当てられる可能性があります。
最終発行 2024年7月2日