「グローバル・チェンジの変更」ダイアログ・ボックス
「グローバル・チェンジの変更」ダイアログ・ボックスでは、「もし」、「の場合」、「以外は」の式を使用してグローバル・チェンジを定義します。
「データ領域の選択」:データ領域を選択して、グローバル・チェンジの実行時に影響を受けるアクティビティ情報を決定します。すべてのアクティビティ情報に影響する式のパラメータを選択するには、「アクティビティ」を選択します。アクティビティのリソース情報に影響する式のパラメータを選択するには、「アクティビティ・リソース割当」を選択します。アクティビティの経費情報に影響する式のパラメータを選択するには、「プロジェクト経費」を選択します。
「グローバル・チェンジ名」:仕様を識別する名前を入力します。
「もし」:グローバル・チェンジ・ステートメントの行の表示/非表示を切り替えるには、「+」記号または「-」記号をクリックします。
「パラメータ」:「以下のいずれか」または「以下のすべて」を選択します。「以下のいずれか」を選択した場合、「もし:」ステートメントのいずれか1つが満たされた場合に変更が行われます。「以下のすべて」を選択した場合、すべての「もし:」ステートメントが満たされた場合にのみ変更が適用されます。
「条件」/「値」/「高値」:「もし」ステートメントで、プロジェクト・データを変更する条件を定義します。
「の場合」/「パラメータ」/「条件」/「パラメータ/値」/「演算子」/「パラメータ/値」:「もし」ステートメントが満たされた場合のプロジェクト・データへの変更を指定する「の場合」ステートメントを定義します。
「以外は」/「パラメータ」/「条件」/「パラメータ/値」/「演算子」/「パラメータ/値」:「もし」ステートメントの条件が満たされなかった場合のプロジェクト・データへの変更を指定する「以外は」ステートメントを定義します。
注意
- (「場合」および「以外は」ステートメントの)「パラメータ/値」フィールドに期間または工数の値を入力する場合、その値は時間に変換されずにデータベースに入力されます。たとえば、2dと入力すると、保存される値は16時間ではなく2日になります。値を入力する際に単位を指定しない場合(2dではなく2と入力するなど)、デフォルトではユーザー・プリファレンス(「ユーザー・プリファレンス」、「期間単位」タブ)に指定されている時間単位に設定されます。
- P6 Professionalデータベースに接続している場合: 単位または期間フィールドにグローバル・チェンジを適用する場合、「割り当てられたカレンダを使用して期間ごとの作業時間数を指定」チェックボックス(「管理プリファレンス」、「期間」タブ)がオンになっていても無視されます。これが無視されると、グローバル・チェンジは、「管理プリファレンス」の期間稼働時間の設定に基づいて、単位または期間の値に適用されます。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: 工数または期間フィールドにグローバル・チェンジを適用した場合、「割り当てられたカレンダを使用して期間ごとの作業時間数を指定」チェックボックス(P6の「アプリケーションの設定」を使用して設定)は、設定されていても無視されます。無視されるため、グローバル・チェンジは「アプリケーションの設定」の期間稼働時間の設定に基づいて、工数または期間の値を適用します。
「変更」:変更されるデータのレポートを表示します。変更を実行するには、「変更の確定」をクリックします。グローバル・チェンジを実行しない場合は、「変更の取り消し」をクリックします。
「追加」:「もし」、「の場合」、「以外は」ステートメントに新しい条件行を追加します。
「削除」:選択した条件行を削除します。
「切り取り」:選択したテキストを除去します。
「コピー」:選択したテキストをコピーします。
「貼付」:切り取ったテキストまたはコピーしたテキストを貼り付けます。
矢印キー:選択したアイテムを別の位置に移動します。
最終発行 2024年7月2日