「工数と単価」タブ - 「ロール」ダイアログ・ボックス
「工数と単価」タブを使用して、選択したロールに対して単価を最大5つおよび最大単位工数を指定できます。アクティビティにロールを割り当てた後、コスト計算に使用するレートを選択できます。
「工数からコストを計算」:このチェックボックスをオンにすると、このロールのすべての新規割当では、なんらかの数量が変更されるたびにコストが再計算されます。
「発効日」:変更の発効日を指定することにより、制限や単価の変更を設定できます。
「最大単位工数」:指定した期間の時間単位(時、日、週、月)ごとの工数。パーセント、あるいは時間単位および期間工数のユーザー・プリファレンス設定に従い、数値の後に適切な時間単位(8hなど)や期間工数(8h/dなど)を入力します。
「レート・タイプ」: 5つの利用可能なレート・タイプが表示されます。
「単価」: セルをダブルクリックしてロールの通貨単価を入力します。たとえば、1時間当たり$25の場合は、25hと入力します。入力できる単位は、時間、日、週、月、または年のみです。
「追加」: クリックして、新しい発効日の行をテーブルに追加します。
「削除」: クリックして、選択した発効日の行をテーブルから削除します。
P6 Professionalデータベースに接続している場合:
これらの単位に対してシステム管理者が定義した略称は、「管理プリファレンス」、「期間」タブで表示できます。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: これらの単位に対してシステム管理者が定義した略称は、P6で表示できます。
注意:
- 特定のロールに対して複数の単位を混在させることはできません。たとえば、あるロールに対して単価の値が5つ定義されている場合、すべてが時間、日、または週などでなければなりません。ロールに対して単価の値が複数定義されている場合、いずれかの単位を変更すると(時間から日への変更など)、残りの単位もすべて変更されます。単位を付けずに単価を入力した場合、デフォルトの単位は時間になります。
- 任意の時間単位および期間単位で制限値を入力できますが、モジュールによりデフォルトの単位/期間書式(「ユーザー・プリファレンス」、「期間単位」タブで指定)が使用されます。
- P6 Professionalデータベースに接続している場合: 「割り当てられたカレンダを使用して期間ごとの作業時間数を指定」チェックボックスがオンの場合(「管理プリファレンス」、「期間」タブ)、デフォルト・グローバル・カレンダに定義されている期間作業時間を使用して「単価」値が変換、保存、および表示されます。チェックボックスがオフの場合は、「管理プリファレンス」ダイアログ・ボックスの期間稼働時間が使用されます。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: 「割り当てられたカレンダを使用して期間ごとの作業時間数を指定」チェックボックスがオンの場合(P6の「アプリケーションの設定」、「期間」リンク)、デフォルト・グローバル・カレンダに定義されている期間作業時間を使用して「単価」値が変換、保存、および表示されます。チェックボックスがオフの場合は、P6の「アプリケーションの設定」、「期間」の期間稼働時間が使用されます。
最終発行 2024年7月2日