ユーザー定義フィールド
ユーザー定義フィールドを使用することで、独自のカスタム・フィールドと値をプロジェクト・データベースに追加できます。たとえば、納入日、発注書番号などの追加のアクティビティ・データや、利益、差異、改訂予算などのリソースおよびコスト関連データをトラッキングすることができます。
ユーザー定義フィールドを作成するには、「エンタープライズ」、「ユーザー定義フィールド」を選択します。ユーザー定義フィールドを作成すると、次のタスクのすべてを実行できます。
- ユーザー定義フィールドをテーブル表示の列に表示してから、列にデータを入力するか選択します。たとえば、ユーザー定義フィールドを「アクティビティ」データ領域に追加した場合、そのユーザー定義フィールドを「アクティビティ・テーブル」(「アクティビティ」ウィンドウ)の列として表示できます。
注意: UDFの列は、そのUDFを作成したデータ領域のレイアウトでのみ作成できます。たとえば、「プロジェクト経費」データ領域で「発注書番号」というUDFを作成した場合、この「発注書番号」UDFは「経費」レイアウトでは表示のみ可能です。
- ユーザー定義フィールドを詳細タブで参照します。
- ユーザー定義フィールドごとのデータのグループ化、ソートおよびフィルタUDFに基づいてグループ化およびソートするには、「表示」、「グループとソート」をクリックします。UDFに基づいてデータをフィルタするには、「表示」、「フィルタ」を選択します。
- 作成するレポートや既存のレポートにユーザー定義フィールドを追加できます。
- グローバル・チェンジを利用して、「アクティビティ」、「アクティビティ・リソース割当」、「経費」の各ユーザー定義フィールドに値を割り当てることができます。グローバル・チェンジを割り当てるには、「ツール」、「グローバル・チェンジ」をクリックします。
注意: 「グローバル・チェンジ」を使用してUDFの割当および入力を行う前に、「ユーザー定義フィールド」ダイアログでUDFを作成する必要があります。データベースにあらかじめ提供されているUDFはありません。
- ユーザー定義日付フィールドのバーを作成し、ガント・チャートに表示できます。「表示」、「バー」をクリックします。「バー」ダイアログで「追加」をクリックします。「名前」フィールドに名前を入力します。「タイムスケール」フィールドで「ユーザー日付」を選択します(「ユーザー開始日」および「ユーザー終了日」フィールドが有効になります)。「ユーザー開始日」フィールドおよび「ユーザー終了日」フィールドで、ユーザー定義の開始日と終了日の値を選択します。
注意:
ガント・チャートでこれらのフィールドのバーを作成する前に、「ユーザー定義フィールド」ダイアログでユーザー定義の開始日と終了日のフィールドを作成する必要があります。また、「タイムスケール」フィールドで「ユーザー日付」を選択しないと、「ユーザー終了日」列および「ユーザー開始日」列は編集できません。
「ユーザー終了日」の日付を「ユーザー開始日」より前にした場合、またはこれらのフィールドに関連付けられた値がない場合、バーは表示されません。
最終発行 2024年7月2日