侵入モニタリングの使用

Oracle Private Cloud Applianceは、管理ノードおよびコンピュート・ノード上のウイルスがないかファイルをスキャンし、ファイルの整合性を確保してシステム侵入を検出するように設計されたユーティリティを提供します。 このサービスはデフォルトでは使用不可になります。 サービスを有効にするには、/var/lib/intrusion-monitorディレクトリに保存されているintrusion-monitor-weekly-schedule.shを実行します。 サービスを有効にすると、毎週日曜日の00:00:00に実行されます。 各実行の結果はLokiログに保存され、Grafanaで表示できます。

ログ・データの検索および管理の詳細は、「Lokiログ」も参照してください。

侵入モニタリングを管理するには、いずれかの管理ノードに直接ログインし、次のコマンドを使用します。

サービスを有効にします。

# sh intrusion-monitor-weekly-schedule.sh --enable

サービスを無効にします。

# sh intrusion-monitor-weekly-schedule.sh --disable