オプションのレスポンス・ヘッダーとメタデータ
オブジェクトをアップロードする際、オプションのレスポンス・ヘッダーとユーザー定義メタデータを指定できます。 レスポンス・ヘッダーは、オブジェクトのダウンロード時にObject StorageクライアントからObject Storageクライアントに送信されるHTTPヘッダーです。
ユーザー定義メタデータは、オブジェクトとともに格納される名前と値のペアです。
「コンピュートWeb UI」、「コンピュートAPI」またはOCI CLIを使用して、これらのオプション属性を指定できます。
重要:
指定したレスポンス・ヘッダーまたはメタデータに対して検証は実行されません。
次のレスポンス・ヘッダーの値を指定できます:
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Content-Disposition
オブジェクトのプレゼンテーション情報のみを定義します。 このヘッダーの値を指定しても、オブジェクト・ストレージの動作には影響しません。 オブジェクトを読み取るプログラムによって、指定された値に基づいて行う方法が決まります。 たとえば、このヘッダーを使用すると、ユーザーはブラウザでカスタム・ファイル名を持つオブジェクトをダウンロードできます。 たとえば:
attachment; filename="fname.ext"
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Cache-Control
オブジェクトのキャッシュ動作を定義します。 このヘッダーの値を指定しても、オブジェクト・ストレージの動作には影響しません。 オブジェクトを読み取るプログラムによって、指定された値に基づいて行う方法が決まります。 たとえば、このヘッダーを使用して、キャッシュ制限が必要なオブジェクトを識別できます。 たとえば:
no-cache, no-store
メタデータ
ユーザー定義メタデータは、名前と値のペアの形式で指定します。 ユーザー定義のメタデータ名は格納され、opc-meta-
という必須のプレフィクス付きでObject Storageクライアントに戻されます。