1 Oracle Private Cloud Applianceセキュリティの概要
Oracle Private Cloud Applianceは、顧客ベースのハードウェアと事前ロードされたソフトウェアを、顧客データ・センターとオンプレミス・ネットワーク内で完全に実行されるクラウド・コンポーネントと組み合せたエンジニアド・システムです。 Oracle Cloud Infrastructureアカウントは関係ありませんが、Oracle Private Cloud ApplianceはコアOracle Cloud Infrastructureサービスを提供し、コンピュート、ネットワーク、ブロック・ボリューム・ストレージ、オブジェクト・ストレージ、ファイル・システム・ストレージ、Identity and Access ManagementなどのOracle Cloud Infrastructureサービスと完全に互換性があり、その他小さい要素または少ない可視要素もあります。 Oracle Private Cloud Applianceは切断されているため、「サービス・エンクレーブ」と呼ばれる独自のコントロール・プレーン実装もあります。
このエンジニアド・システムは、ローカル・プラクティスに依存しないレベルのセキュリティを提供するOracleによってインストールされます。 ただし、システム管理者は、セキュリティ・ベースラインとして提供されるものを正確に理解する必要があります。 その後、管理者はセキュリティ・プラクティスと構成を調整して、特定の状況に必要なセキュリティ・レベルを実現できます。