8.3.1 例: MLE環境の作成

この例では、MLE環境の作成を示し、「例: MLEモジュールの作成」で作成された識別子FACTORIAL_MODとJavaScriptモジュールFACTORIAL_MODの間にマッピングが作成される方法を示します。

MLE環境の作成

  1. MLE JSページの左ペインで、オブジェクト・タイプ・セレクタから「環境」を選択し、「オブジェクト・サブメニュー」 - 「オブジェクトの作成」をクリックします。
    「MLE環境の作成」パネルが表示されます。
  2. 「名前」フィールドに、myfactorialenvと入力します。
  3. 「使用可能なモジュール」フィールドで、FACTORIAL_MODを選択します。選択したモジュールの追加をクリックして、モジュールを「インポート済モジュール」フィールドに移動します。

    ノート:

    デフォルトでは、「インポート名」はモジュール名と一致します。インポート名を編集するには、関連する列のセルをクリックし、新しい名前を入力します。
    「MLE環境の作成」パネル
  4. 「作成」をクリックします。
    「出力」ペインには、基礎となるソース・コードがCREATED通知とともに表示されます。
  5. 「閉じる」をクリックします。
    新しい環境が左側の「ナビゲータ」ペインで使用できるようになりました。(表示されない場合は、左ペインで「リフレッシュ」をクリックします。)

FACTORIAL_MODをインポートするMLEモジュールの作成

  1. MLE JSページの左ペインで、オブジェクト・タイプ・セレクタから「モジュール」を選択し、「オブジェクト・サブメニュー」 - 「オブジェクトの作成」をクリックします。
  2. 右ペインで、「エディタ」タブを選択し、次のJavaScriptファンクションを入力します:
    import * as h from "FACTORIAL_MOD";
    
    export function factorial_3(){
        console.log('The factorial of 3 is:' + h.factorial(3));
    }
    
  3. 「名前」フィールドに、mod_imp_factと入力します。
  4. 「環境」フィールドで、MYFACTORIALENVを選択します。
    「エディタ」タブのモジュール・コード
  5. 「モジュールの保存」をクリックします。
    モジュールがデータベースに保存されたという通知が表示されます。