30.14 IMPORT_SAVED_REPORTSプロシージャ

このプロシージャは、保存済レポートを現在のワークスペースのアプリケーションにインポートします。デフォルトまたはユーザーが保存したレポートのインポートをサポートします。

Oracle APEXの外部でコールする場合は、apex_util.set_workspaceを使用して現在のワークスペースを設定します。

構文

APEX_IR.IMPORT_SAVED_REPORTS (
    p_export_content       IN CLOB,
    p_credential_static_id IN VARCHAR2,
    p_replace_report       IN BOOLEAN  DEFAULT TRUE,
    p_new_owner            IN VARCHAR2 DEFAULT apex_application.g_user,
    p_new_application_id   IN NUMBER   DEFAULT NULL );

パラメータ

パラメータ	説明
p_export_content	base64でエンコードされた署名付きレポート・エクスポートJSON。
p_credential_static_id	キー・ペア認証資格証明の静的ID。エクスポート・コンテンツの署名に使用されるものと同じ資格証明が検証に使用されます。
p_replace_report	TRUE (デフォルト)の場合、レポートは置換されます(存在する場合)。
p_new_owner	レポートの大文字と小文字が区別される新しい所有者。デフォルト以外のレポートのみをp_new_ownerで上書きできます。
p_new_application_id	レポートの新しいアプリケーションID。レポートは、有効な対話モード・レポート・リージョンを含むアプリケーションにインポートされます。

例

次の例では、アップロードされたエクスポート・ファイルおよびmy_API_key_pair資格証明を使用してレポートをインポートします。レポートの所有者およびアプリケーションIDは、インポート時に入力したページ・アイテム値によって上書きされます。

DECLARE
    l_blob blob;
BEGIN
    SELECT blob_content
        INTO l_blob
        FROM apex_application_temp_files
    WHERE name = :P1_FILE;

    apex_ir.import_saved_reports (
        p_export_content       => apex_util.blob_to_clob( l_blob ),
        p_credential_static_id => 'my_API_key_pair',
        p_new_owner            => :P1_NEW_OWNER,
        p_new_application_id   => :P1_NEW_APP_ID );
END;

参照:

SET_WORKSPACEプロシージャ