10.4.5 ページの作成ウィザードを使用したマップの追加

ページの作成ウィザードを実行して、マップが含まれている新しいページを作成します。

ページの作成ウィザードは、ローカル表、SQL問合せ、REST対応SQLサービスまたはRESTデータ・ソースに基づいた空間ジオメトリ・オブジェクトをサポートしています。

ページの作成ウィザードを実行して、マップ・ページを作成するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ページの作成」をクリックします。
    「ページの作成」が表示され、「コンポーネント」「機能」および「レガシー・ページ」の3つのタブがあります。
  4. 「コンポーネント」で、「マップ」を選択します。
  5. ページ定義:
    1. ページ番号 - ページ番号はアプリケーション内のページを識別する整数値です。
    2. 名前 - このページのテキスト名を指定します。

      ヒント:

      このテキストは、レポート・タイトルにも使用されます。ページの作成後は、ページ・デザイナでタイトルを変更できます。

    3. ページ・モード - ページ・モードを指定します。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
  6. データ・ソース: ページのデータ・ソースを選択します。
    • ローカル・データベース - データはローカル・データベースをソースとします。
    • REST対応SQLサービス - データは、REST対応SQLを使用して接続が定義されるリモート・データベースをソースとします。REST対応SQL参照を作成または保守するには、「共有コンポーネント」「REST対応SQL」にナビゲートします。
    • RESTデータ・ソース - データは、RESTデータ・ソースを使用して定義されるRESTful Webサービスをソースとします。RESTデータ・ソースを作成または保守するには、「共有コンポーネント」「RESTデータ・ソース」に移動します。

    ヒント:

    実行するステップは、選択したデータ・ソースによって異なります。このタスクでは、データ・ソースが「ローカル・データベース」であると仮定しています。

  7. ソース・タイプ - 新規ページのソースを指定します。オプションは次のとおりです。
    1. ソース・タイプを選択します。オプションは次のとおりです。
      • :
        • 表/ビューの所有者 - ページを作成している表の所有者を選択します。
        • 表/ビューの名前 - ページの基になる表またはビューを選択します。
      • SQL問合せ:
        • SQL SELECT文を入力 - SQL問合せを入力します。例を参照するには、「SQL問合せ例」リージョンを展開します。
  8. ナビゲーション - リージョンを展開して、ナビゲーションを有効または無効にします。いずれかのフラグが有効である場合は、追加の属性が表示されます。属性についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
    1. ブレッドクラムの使用 - このページのブレッドクラム・エントリを作成できるようにします。デフォルトでは、ページ名がブラッドグラム・エントリ名として使用されます。
    2. ナビゲーションの使用 - このページのナビゲーション・メニュー・エントリを作成できるようにします。デフォルトでは、ページ名がナビゲーション・メニュー名として使用されます。
  9. 「次」をクリックします。
  10. マップ・スタイル - 空間ジオメトリ・レイヤーのタイプを選択します。オプションは次のとおりです。
    • ポイント - ポイント(たとえば顧客所在地や仕入先事業所)がマーカーとして表示されます。マーカーの形状と色は構成できます。
    • - 道路や小道のような地物を表します。ストローク・スタイルと色は構成できます。
    • ポリゴン - 区画、州、国などの領域を表します。ストロークと塗りつぶしのスタイルと色は構成できます。
    • ヒート・マップ - ポイント密度のビジュアル化に使用します。クラスタ化されたポイントが多いほど、色が濃くなります。このオプションを使用して、人口またはインシデントの空間分布をビジュアル化します。
    • 押出しポリゴン - 3次元の押し出しオブジェクトとして表示します。3 Dオブジェクトの高さは、列値を視覚化します。
  11. マップ属性:
    1. ジオメトリ列タイプ - 空間オブジェクトが取得される方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • ジオメトリ列 - サポートされるデータ型はSDO_GEOMETRYVARCHAR2またはCLOB

        ローカル・データベースとRESTデータ・ソースでは、SDO_GEOMETRY列タイプがサポートされます。ただし、REST対応SQLデータ・ソースでは、SDO_GEOMETRY列タイプがサポートされません。

        VARCHAR2列とCLOB列には、GeoJSON形式のジオメトリ情報が含まれている必要があります。

      • 2つの数値列 - このオプションは、「ポイント」および「ヒート・マップ」レイヤーについてのみ表示されます。これらの列には経度と緯度の値が含まれている必要があります。
    2. この後に表示される内容は、選択した空間オブジェクト(またはジオメトリ)と「ジオメトリ・タイプ」に応じて異なります。該当する列を選択します。
    3. ファセット検索ページの作成 - このオプションは、ファセット検索ページとしてマップ・ページを作成する場合に有効にします。ファセット検索リージョンには、検索ファセットのみが含まれるようになります。その他のファセットは、ページ・デザイナで後から追加できます。
  12. 「ページの作成」をクリックします。

ヒント:

外部データ・ソースについてさらに学習するには、「REST対応SQL参照の管理」および「RESTデータ・ソースの管理」を参照してください。