10.4.7.2 カスタム・マップ背景の作成

アプリケーションを選択し、「共有コンポーネント」、「他のコンポーネント」、「マップ背景」の順に移動して、カスタム・マップ背景を作成します。

新しいマップ背景を作成するには、次のマップ・サービス・プロバイダからの情報が必要です:
  • マップ背景タイプ - サポートされている背景マップ・タイプには、ラスターベクターおよびOGC WMSがあります。

  • APIキー - マップ・サービス・プロバイダから提供された場合にのみ必要です。

  • URL - マップ・レイヤーのURL。ウィザードに表示されるこの属性は、マップ背景のタイプに基づいて変化します。

カスタム・マップ背景を作成するには:

  1. 共有コンポーネント・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。

      共有コンポーネント・ページが表示されます。

    ヒント:

    ページ・デザイナ・ツールバーで「共有コンポーネント」(共有コンポーネント)をクリックして、ページ・デザイナから共有コンポーネントにアクセスすることもできます。
  2. 「他のコンポーネント」で、「マップ背景」をクリックします。
  3. 「作成」をクリックします。

    マップ背景の作成ウィザードが表示されます。

    ヒント:

    マップ背景を別のアプリケーションからコピーすることもできます。「別のアプリケーションからコピー」をクリックして、画面の指示に従います。
  4. 名前 - このマップ背景の名前を入力します。
  5. タイプ - URLから取得したマップ・タイル・レイヤーのタイプを選択します。オプションは次のとおりです。
    • ベクター・タイル・レイヤー - URLからstyle.jsonファイルに記述されているマップ・タイル・レイヤーを取得します。
    • ラスターXYZタイル・レイヤー - x、y、z値を渡してURLから取得されたラスター・タイルをレンダリングします。
    • OGC WMS - Open Geospatial ConsortiumのWebマップ・サービスからレイヤーを取得します。
  6. APIキー - プロバイダが必要とする場合は、URLに設定できるAPIキー値を入力します。
  7. 次に、マップするURLレイヤー属性が表示されます。この属性名は、選択したマップの「タイプ」に応じて変化します。

    ノート:

    すべてのオプションに、APIキーを追加できます(提供された場合)。プレースホルダ{API-key}をURLで使用すると、その値に置換されます(例: http://example.com/path/{API-key})。
    • 「タイプ」「ベクター・タイル・レイヤー」と等しい場合 - スタイルシートをマップするURL - URLからstyle.jsonファイルに記述されているマップ・タイル・レイヤーを取得します。

    • 「タイプ」「ラスターXYZタイル・レイヤー」と等しい場合 - ラスター・タイル(XYZ) URL - x、y、z値を渡してラスター・タイルをフェッチするために使用されるURL。

    • 「タイプ」「OGC WMS」と等しい場合 - WMS URL - Webマップ・サービス - Open Geospatial Consortiumからマップ・タイル・レイヤーをフェッチするために使用されるURL。マップ・リージョンによって自動的に追加される次のパラメータを除いて、すべての必要なWMSパラメータが含まれたURLを渡します:

      • BBOX
      • WIDTH
      • HEIGHT
      • REQUEST
      • FORMAT
      • SRS / CRS

    例:

    https://wms.example.com/wms?service=WMS&version=1.3.0&layers=maplayer&styles=default

    https://wms.example.com/wms?service=WMS&version=1.1.1&layers=countries,rivers

  8. 「マップ背景の作成」をクリックします。