15.3.2 ページ・プロセスの作成

ページ・デザイナでページ・プロセスを作成します。

ページ・プロセスを作成するには、次のステップを実行します。

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. ページを選択します。

      ページ・デザイナが表示されます。

  2. 「レンダリング」または「プロセス」タブで、プロセスが発生するノードを探します。右クリックして、「プロセスの作成」を選択します。
  3. ページ・デザイナでは、次に行う処理が示されます。エラーがある場合は、「メッセージの表示」アイコンがページ開発者ツールバーに表示されます。
    1. ページ・デザイナ・ツールバーの「メッセージの表示」アイコンをクリックします。
      「メッセージ」ダイアログに、対処する必要があるエラーが表示されます。
    2. エラーを選択すると、プロパティ・エディタの関連する属性がハイライトされます。

      属性についてさらに学習するには、プロパティ・エディタで属性を選択し、中央ペインで「ヘルプ」タブをクリックして、参照してください。

  4. 識別、名前 - 開発者が容易に識別できるプロセスの名前を入力します。
  5. 識別、タイプ - 実行するプロセス・タイプを指定します。選択したタイプによって、次に表示される属性が決まります。

    次の例を考えてみます。

    • 識別、タイプが「コードを実行」の場合:
      • 識別、タイプ - 「コードを実行」を選択します。
      • ソース、位置 - プロセスが実行される場所を選択します。「ローカル・データベース」または「REST対応SQL」を選択します。
      • ソース、言語 - 入力されたコードの実行に使用される言語を選択します。
      • ソース、PL/SQL - 実行するPL/SQLコードを入力します。
    • 識別、タイプが「APIの呼出し」の場合:
      • 識別、タイプ - 「APIの呼出し」を選択します。
      • 設定、タイプ - 実行するプロセスを選択します。オプションには、「PL/SQLパッケージ」「PL/SQLプロシージャまたはファンクション」または「RESTソース」があります。

        次に何が表示されるかは、選択した設定、タイプによって異なります。次の例を参考にしてください。

        設定、タイプが「PL/SQLパッケージ」の場合:
        • 設定、タイプ - 「PL/SQLパッケージ」を選択します。
        • 設定、パッケージ - 大/小文字を区別したPL/SQLパッケージ名を入力します。名前を入力するか、リストから選択します。
        • 設定、プロシージャまたはファンクション - 選択したPL/SQLパッケージに定義されている大/小文字を区別したプロシージャ名またはファンクション名を入力します。名前を入力するか、リストから選択します。
        設定、タイプが「PL/SQLプロシージャまたはファンクション」の場合:
        • 設定、タイプ - PL/SQLプロシージャまたはファンクションを選択します。
        • 設定、プロシージャまたはファンクション - 選択したPL/SQLパッケージに定義されている大/小文字を区別したプロシージャ名またはファンクション名を入力します。名前を入力するか、リストから選択します。

        設定、タイプが「RESTソース」の場合:

        • 設定、タイプ - 「RESTソース」を選択します。
        • 設定、RESTソース - 呼び出される操作を含むRESTソースを選択します。
        • 設定、操作 - 呼び出す操作を選択します。選択リストには、REST操作に対して構成されている場合、名前が表示されます。それ以外の場合は、HTTPメソッドとURLパターンが表示されます。
  6. 「実行」で、次の操作を実行します:
    1. 実行、順序 - この計算の順序を指定します。これによって実行の順序が決まります。

      2つのコンポーネントの順序値が同じである場合は、アプリケーションを別の環境にエクスポートおよびインポートするときに、異なる順序で実行されることがあります。

    2. 実行、ポイント - このプロセスが実行されるポイントを選択します。
    3. 実行、プロセスの実行 - このプロセスが実行される頻度を選択します。
  7. 「成功メッセージ」で、次のステップを実行します。
    • 成功メッセージ、成功メッセージ - このプロセスの成功メッセージを入力します。

      プロセスが実行され、エラーが発生しない場合は、表示される結果のページの通知セクションに、このプロセス成功メッセージが表示されます。URLリダイレクトを使用して別のページにブランチする場合は、成功メッセージの保存属性を選択する必要があります。

      さらに学習するには、プロパティ・エディタで属性を選択し、中央ペインで「ヘルプ」タブをクリックして参照してください。

  8. 「エラー」で、次のステップを実行します:
    1. エラー、エラー・メッセージ - このプロセスのエラー・メッセージを入力します。

      未処理例外が発生した場合、このメッセージが表示されます。エラー・プロセスが停止した後は、常にロールバックが実行され、エラー・メッセージが表示されます。

    2. エラー、表示位置 - このプロセスが正常に完了しなかった場合のこのプロセス・エラー・メッセージの表示場所を選択します。

      オプションは次のとおりです。

      • 通知でインライン表示 - プロセス・エラー・メッセージが「通知」領域(ページ・テンプレートの一部として定義)に表示されます。
      • エラー・ページ - エラーは別のエラー・ページに表示されます。
  9. 「保存」をクリックします。