17.3.3 REST対応SQLサービス参照の作成

REST対応SQLページでREST対応SQLサービス参照を作成します。

ヒント:

REST対応SQL参照を作成する前に、開発者は、「開始する前に: REST対応SQLサービスの要件」で説明されている要件を満たす必要があります

REST対応SQLサービス参照を作成するには:

  1. REST対応SQLページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. 既存のアプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」で、「REST対応SQL」を選択します。

    ヒント:

    「ワークスペース・ユーティリティ」からREST対応SQLページにアクセスすることもできます。アプリケーションを選択する前に、アプリケーション・ビルダーのホーム・ページから、「ワークスペース・ユーティリティ」「REST対応SQLサービス」の順にクリックします。
  2. REST対応SQLページで、「作成」をクリックします。
  3. 「一般」で、次のように指定します。
    1. 名前 - このREST対応SQLサービスのわかりやすい名前を入力します。
    2. エンドポイントURL - このREST対応SQLサービスのベースURLを入力します。

      ヒント:

      URLの形式はhttp://host:port/ords/schemaである必要があります。ORDS.ENABLE_SCHEMAを実行して、アクセスするリモート・データベースでターゲット・スキーマを有効にすることで、URLを取得します。詳細は、「開始する前に: REST対応SQLサービスの要件」を参照してください。

    3. 「次」をクリックします。
  4. 「認証」で、適切な資格証明を指定します。

    ノート:

    表示される資格証明は、ターゲット・データベースによって異なります。次の例では、ターゲットがOracle Databaseであると想定しています。
    1. 資格証明 - 認証のための既存の資格証明を選択するか、「- 新規入力 -」を選択して、残りのステップを完了します。
    2. 資格証明名 - 資格証明のわかりやすい名前を入力します。
    3. 認証タイプ - 認証タイプを指定します。「基本認証」またはOAuth2クライアントのいずれかを選択します。
    4. クライアントID:
      • 「基本認証」の場合、データベース・ユーザー名を入力します。基本認証のユーザー名は大文字に変換されます。大/小文字を区別するユーザー名を使用するには、接頭辞として感嘆符(!)を付けてください。

      • 「OAuth2」の場合は、クライアントIDを入力します。この情報は暗号化されません。

    5. クライアント・シークレット - パスワードまたはOAuth2クライアント・シークレットを入力します。この情報は、暗号化して保存されており、クリア・テキストで取得できません。
    6. クライアント・シークレットの確認 - パスワードまたはクライアント・シークレットを再度入力して、入力内容を確認します。2つの値が同じでない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
  5. 「作成」をクリックします。

    APEXで、REST対応SQLサービスがテストされます。すべてが正しかった場合(つまり、正しいURL、スキーマ名およびパスワードを含めた場合)、「REST対応SQLサービスのテスト」のメッセージが次の図のように表示されます。test_rest_enabled_ref1.pngの説明が続きます
    図test_rest_enabled_ref1.pngの説明

  6. 「閉じる」をクリックします。
REST対応SQLサービスがREST対応SQLページに表示されます。