20.14.14 タスクの置換文字列およびバインド変数

Oracle APEXでは、置換文字列を使用して、タスクに関する情報をページに渡します。

置換文字列を使用して、タスク・インスタンスに関する情報をAPEXページに渡すことができます。たとえば、タスクの優先度またはタスクの作成日に応じて、タスク詳細ページに様々なリージョンを表示できます。

タスク定義で置換文字列を構成できます。

置換文字列の構文 説明
APEX$TASK_CREATED_ON YYYY-MM-DD"T"HH24:MI:SS.FF3TZH:TZM形式のタスク作成のタイムスタンプ
APEX$TASK_DUE_ON タスク期日のタイムスタンプ(YYYY-MM-DD"T"HH24:MI:SS.FF3TZH:TZM形式)
APEX$TASK_ID タスクID
APEX$TASK_INITIATOR タスクを開始したユーザー
  • 「ヒューマン・タスク - 作成」ページ・プロセスに別の値が明示的に指定されていない場合は、デフォルトでログイン・ユーザーに設定されます
APEX$TASK_MAX_RENEWAL_COUNT タスク定義の有効期限ポリシーに従ってタスクを更新できる最大回数
APEX$TASK_OUTCOME タスクの結果
  • 完了した状態の承認タスクにのみ移入されます
APEX$TASK_OWNER 現在タスクを所有しているユーザー
APEX$TASK_PK 主キー値
  • APEX$TASK_PKは、タスク定義アクションおよびタスク定義参加者によって使用されるPL/SQL問合せでバインド変数として使用することもできます。バインド変数として使用する場合、構文は:APEX$TASK_PKです
APEX$TASK_PREVIOUS_ID タスクの前のID
  • 期限切れタスクを更新されたタスクにリンクします
  • タスクT1が期限切れで、T2が更新されたタスクである場合、T2のAPEX$TASK_PREVIOUS_IDはタスクT1のIDです(T1.ID)。
APEX$TASK_RENEWAL_COUNT タスクが更新された回数
APEX$TASK_STATE タスクの現在の状態
APEX$TASK_SUBJECT タスク件名
APEX$TASK_TEXT 「コメントの追加」「情報のリクエスト」および「情報の発行」タスク・アクションの一部として送信されるテキスト・メッセージ。これらのタスク操作に対して定義された「コードを実行」または「電子メールの送信」アクションのテキストにアクセスするためのバインド変数として使用できます