シート・オプション

シート・レベル・オプションは、設定しているワークシートに固有のオプションです。シート・オプションは、Excelでのみ使用できます。WordまたはPowerPointでは、シート・オプションは設定できません。

次のオプションをシート・レベル・オプションの保存に使用できます:

  • OK - シート・レベル・オプションの変更は、現在のワークブックの現在のシートにのみ適用されます。現在のワークブックの既存シートや新規シートには、変更は適用されません。既存のワークブックや新しいワークブックにも影響しません。

    PowerPointまたはWordでは、「OK」「詳細」タブ(グローバル・オプション。シート・オプションではない)で実行した選択にのみ適用されます。

    または、「デフォルト・オプションとして保存」すべてのワークシートに適用および「オプションのエクスポート」は、「オプション」ダイアログ・ボックスの「OK」ボタンをクリックするとExcelでアクセスできます。

    図4-2 「OK」ボタン下のコマンド


    「デフォルト・オプションとして保存」、「すべてのシートに適用」および「オプションのエクスポート」コマンドには、「OK」ボタンの矢印をクリックしてアクセスします。
    • デフォルト・オプションとして保存 - シート・レベル・オプションの変更が、現在のワークブックの新規ワークシート、新規ワークブック、その他の新規Officeドキュメントのデフォルトのオプション設定にもなります。シート・レベル・オプションの設定を変更しても、既存のワークシートやワークブックには影響しません。

      たとえば、Excelでメンバー・オプションを変更し、「デフォルト・オプションとして保存」を選択したとします。ワークブック内の既存のワークシートに変更を反映させる場合は、既存の各ワークシートに個別にアクセスし、同じ変更を行う必要があります。これにより、別のワークシートで異なるシート・レベル・オプションを使用できます。ただし、変更は現在のワークブック内に作成した新規ワークシートと、新規ワークブックに自動的に反映されます。

      ノート:

      「デフォルト・オプションとして保存」オプションは、PowerPointやWordでは使用できません。

    • すべてのワークシートに適用 - シート・レベル・オプションの変更は、現在のワークブック内の、Oracle Smart View for Officeコンテンツを含むすべての既存のワークシートに適用されます。現在のワークブック内の新規ワークシート、他の既存のワークブックまたは新規ワークブックには適用されません。

      たとえば、メンバー・オプションを変更し、「すべてのシートに適用」を選択したとします。変更は現在のワークブック内の、Smart Viewコンテンツを含むすべての既存ワークシートに反映されます。これにより、現在のワークブックのシート・レベル・オプションを迅速に更新できます。ただし、これらの変更は、現在のワークブックの新規ワークシート、既存のワークブックまたは新規ワークブックには反映されません。

      ノート:

      すべてのワークシートに適用オプションは、PowerPointまたはWordでは使用できません。

    • オプションのエクスポート - このオプションは、サービス管理者がデフォルト・オプションを設定し、それをoptions.xmlファイルにエクスポートしてユーザーに配布するために使用します。これは、組織内のユーザー全体でSmart View構成の一貫した適用を確保するためです。

      サービス管理者は、「オプション」ダイアログの「メンバー・オプション」「データ・オプション」「詳細」および「フォーマット」タブにあるオプションをエクスポートできます。ただし、「セルのスタイル」タブの構成と「詳細」タブの共有接続URLはエクスポートできません。

      ノート:

      • 「オプションのエクスポート」オプションは、PowerPointやWordでは使用できません。
      • このオプションは、cfgフォルダへの書込み権限がある場合にのみ表示されます。
  • リセット - オプションは、サービス管理者が配布するoptions.xmlファイルが<SmartView Install>/cfgフォルダ(C:\Oracle\SmartView\cfgなど)に存在するかどうかに応じてリセットされます。

    • options.xmlファイルが存在しない場合、「リセット」はSmart Viewオプションをシステムのデフォルトに戻します。

    • options.xmlファイルが存在する場合、「リセット」はサービス管理者が設定したオプションを使用します。

      ノート:

      ベスト・プラクティスとして、Oracleでは、エラーや不一致が発生する可能性があるため、options.xmlファイル内のオプションを手動で変更しないことをお薦めします。options.xmlファイルに手動で変更を加えた場合は、「リセット」をクリックすると、次のエラー・メッセージが表示されることがあります。オプション・データが一致しません。cfg/options.xmlを確認してください

    「リセット」をクリックした後、Officeアプリケーションを閉じて再度オープンし、デフォルト・オプションを表示します。

    『Oracle Smart View for Officeインストールおよび構成ガイド』デフォルトのSmart Viewオプションのエクスポートも参照してください。

シート・レベル・オプションを次に示します。