認証
マイクロサービス対応トランザクション・マネージャ(MicroTx)へのAPIコールでは、認証が必要です。すべてのAPIコールで有効な認証トークンを渡します。
HTTPSを介してMicroTx RESTリソースにアクセスするには、認証トークンをリクエストして、その認証トークンを環境変数に格納します:
-
MicroTxへのアクセスを管理するためのアイデンティティ・プロバイダを設定します。次のアイデンティティ・プロバイダを使用して、認証情報の作成および通信の保護を行うことができます。
- Oracle IDCS
- Oracle IAM
- Keycloak
- Microsoft Azure Active DirectoryおよびActive Directory
Oracle IAMおよびOracle IDCSをアイデンティティ・プロバイダとして設定するには、『Transaction Manager for Microservices開発者ガイド』のOracleアイデンティティ・プロバイダの使用を参照してください。
KeycloakまたはMicrosoft ADをアイデンティティ・プロバイダとして使用する場合、アイデンティティ・プロバイダの設定の詳細について製品ドキュメントを参照してください。
-
MicroTxにアクセスするためのクライアントID、ユーザー名およびパスワードの値を書き留めます。
-
クライアントIDとクライアント・シークレットを使用してアクセス・トークンを作成します。認証トークンを作成するプロセスは、MicroTxへのアクセスを管理するために設定したアイデンティティ・プロバイダごとに異なります。
Oracle IAMおよびOracle IDCSを使用してアクセス・トークンを作成するには、『Transaction Manager for Microservices開発者ガイド』のアクセス・トークンの作成を参照してください。
- 次のLinuxホストの例に示すように、認証cookieを環境変数に格納します。
export OTMM_COOKIE="eyJh...x_THw"
値の例は、読みやすくするために省略記号(...)を使用して一部を省いています。
認証トークンを取得したら、authorization
ヘッダーでそのトークンを使用し、サービスに対して後続のAPIコールを実行します。