5.4 サーバー・レスポンスのログ・ファイル
TMA TCP for IMSがリモート・システムからクライアント・リクエストを受信すると、そのリクエストは、指定のIMSサーバー・トランザクションに配信するためのIMSメッセージ・キューに挿入されます。IMSサーバー・トランザクションはリクエストを処理し、TMA TCP for IMSに配信するためのIMSメッセージ・キューにレスポンスを挿入します(必要な場合)。レスポンスが受信されると、リクエスト元のリモート・システムに戻されます。
それぞれのIMSサーバー・リクエストとそれに伴うレスポンスには、TMA TCP for IMSの起動日時とシリアル番号から構成される、一意のリクエスト/レスポンスIDが格納されます。TMA TCP for IMSゲートウェイはリクエスト/レスポンスIDを使用して、各レスポンスと処理待ちのサーバー・リクエストを相互に関連付けます。
処理待ちのリクエストがないIMSサーバー・トランザクションから、TMA TCP for IMSがレスポンスを受信することがあります。これは次の状態になったときに発生する可能性があります。
- リクエストがIMSに送信されてから、まだレスポンスが受信されていない段階でTMA TCP for IMSゲートウェイが再起動された場合。この場合には、TMA TCP for IMSが次回に再起動されるときに、レスポンスが通常どおり受信されるようになります。
- リクエストがIMSに送信されてから、まだレスポンスが受信されていない段階で、リモート・ゲートウェイとのTCP/IP接続が切断された場合。
- リクエストがIMSに送信されてから、まだIMSからのレスポンスが受信されていない段階で、タイムアウトになり中断された場合。
- IMSサーバー・トランザクションが、レスポンスの必要がないリクエストに対してレスポンスを戻した場合。
レスポンスと処理待ちのリクエストを関連付けることがてきない場合(つまり、一致するリクエスト/レスポンスIDが見つからない処理待ちのリクエスト)、TMA TCP for IMSはサーバー・レスポンスのログ・ファイル(DDNAME=SVRLOG
)にレスポンスを書き込みます。サーバー・レスポンスのログ・ファイルの情報は、手動でリカバリ手順を実施するときに役に立つことがあります。サーバー・レスポンスが記録されていることを示し、その理由(サーバー・リクエストが見つからない、またはレスポンスが予期されていない)を示すメッセージBEA2033E
も発行されます。
サーバー・レスポンスは、BEAサーバーのリクエスト/レスポンスのヘッダー(一意のリクエスト/レスポンスIDを格納)と、レスポンス・データという2つのレコードにそれぞれ記録されます。
ノート:
サーバー・レスポンスのログ・ファイルのデータセット属性は、アーキテクチャに応じて変わります。詳細は、『Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCPインストレーション・ガイド』を参照してください。