4 ソフトウェアの確認
Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAソフトウェアをインストールおよび構成後、クライアント/サーバ・トランザクション・シナリオを使用してシンプルなサーバー上でサンプル・アプリケーションを実行して、環境での動作の整合性を確認します。このプロセスでは、製品ソフトウェア・ライブラリに含まれるプログラムが使用されます。
ノート:
ATMIファイル、機能およびドキュメントに関する記述はすべて、Tuxedoファイル、機能およびドキュメントに適用されます。サンプル・アプリケーションはシンプル・サーバー・ライブラリ(TMA/sna/simpapp
)にあります。シンプル・サーバーはクライアントからサーバーに文字列を渡します。
CICS/ESAプログラムはDTPまたはDPLプロセスとして、またサーバーまたはクライアントとして実行できます。また、シンプル・サーバーはトランザクション対応またはトランザクション非対応モードのいずれかで実行できます。トランザクション対応モードでは、これらのシナリオは2つのアプリケーション環境間で同期レベル2のプロトコルが設定されていることを確認します。
クライアントがATMIクライアントとして実行される場合、サーバーはCICS/ESAホストとして実行されます。コマンド引数に指定する文字列は小文字で入力します。CICS/ESAサーバーは小文字を大文字に変換して文字列を再表示します。
クライアントがCICS/ESAクライアントとして実行される場合、サーバーはATMIサーバーとして実行されます。ここでも、入力する文字列は小文字にします。ATMIサーバーは文字列をミラー・イメージに変換して反転して表示します。
ノート:
この確認プロセスは、ATMIアプリケーションとCICS/ESAアプリケーション間のCICS/ESA環境のみ対象にしています。ATMIアプリケーションをその他の環境で稼働する場合は、独自の確認プロセスを作成する必要があります。「APPC/IMSプログラミング」を参照してください。この章のトピックは、次のとおりです: