3.1.1.2.1 ローカル構成

次の図に示すように、ローカル構成はTuxedo ATMIプラットフォーム、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter Gateway、CRMおよびSNAスタック(PU2.1サーバー)を同じUNIXプラットフォーム上にまとめたものです。ローカル構成は、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA GatewayとCRM間で、広範に使用されているTCP/IP接続性を提供するとともに、高パフォーマンスの通信インタフェースを提供します。メインフレーム側では、CRMはスタックを使用し、System Network Architecture (SNA)インタフェースを介してホスト・システムと通信します。この構成では次のことが可能です。

  • 既存のSNAネットワークに接続します。
  • ATMIプラットフォームとOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAシステムを同じプラットフォームに集約します。
  • ATMIプラットフォームとOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAシステムを同じプラットフォームに集約します。

ノート:

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter GatewayとCRMには1対1の関係があります。Oracle Tuxedo Mainframe Adapter Gatewayは複数のCRMプロセスを処理するように構成することはできません。

図3-1 UNIX/Linuxプラットフォーム上のOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAのローカル構成


UNIX/Linuxプラットフォーム上のOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAのローカル構成の図