C.1 コードページ変換表の変更

表の用途は、ASCII Latin-1文字セットと、世界的な言語に対応する代表的なEBCDIC文字セットとの間の変換です。ほとんどの場合は、変更する必要はありません。「データ変換の設定」の説明に従って、選択した言語に適した変換表を選択し、CODEPAGE指定にそのファイル名を入力します。

ただし、変換表を目的にあわせて変更する場合は、次のことに注意してください。

  • 文字マッピング情報があり、どのコードが所定の文字を表すのかを把握していることを確認してください。この情報の入手先は多数ありますが、このドキュメントでは説明していません。お薦めの情報源は『IBM National Language Support Reference Manual』です。
  • アウトバウンド表の文字コードを変更する場合は、対応するインバウンド表の文字コードも変更する必要があります。
  • 表をゼロから構築することはお薦めしません。
  • 表には、コメント行と必須指定行から構成される共通フォーマットがあります。表が適切に操作されるようにフォーマットに準じる必要があります。コメント行は#という文字で始まります。次の必須行は変更しないでください:
    • version (100)はファイルの残りの形式を指定します。
    • table (256)は、表のサイズおよび各文字コードを構成する最小/最大バイト数を指定します。

    表を変更するには、次のステップを実行します。

    1. 変更するファイルを任意のテキスト・エディタで開きます。例:
      edit $TUXDIR/udataobj/codepage/00819x00273

      この例ではテキスト・エディタによりファイルとしてドイツ(00819x00273)の変換表が開きます。

    2. エディタの機能を使用してアウトバウンド表の文字コードを変更します。
    3. エディタの機能を使用してアウトバウンド表の対応する文字コードを変更します。
    4. 変更が完了するまでステップ2および3を繰り返します。
    5. エディタの機能を使用してファイルを保存します。必ず元の名前と異なる名前を付けます。製品CD-ROMで提供された元のファイルに変更を保存しないでください

      ノート:

      コードページ変換用に変更したファイルを使用するには、必ずゲートウェイDMCONFIGファイルのDM_REMOTE_DOMAINSセクションのCODEPAGEオプションを使用してそのファイルの名前を指定します。
    6. エディタを終了します。
  • 変更するファイルを任意のテキスト・エディタで開きます。例:
    edit $TUXDIR/udataobj/codepage/00819x00273

    この例ではテキスト・エディタによりファイルとしてドイツ(00819x00273)の変換表が開きます。